La Düsseldorf “Viva”

0

これは基本中の基本ですね。La Düsseldorfのセカンド・アルバム”Viva”。このバンドや本作品についても、私より詳しい方はいらっしゃるとは思いますが、バイオグラフィーを少しだけ。La Düsseldorfは初期のKraftwerkにドラマーとして参加していたKlaus Dingerがその後、結成したNeu!を解散して作ったバンドで、Neu!でコラボをしていたThomas Dingerと、Hans Lampeがメンバーです。このバンドで、Klaus DingerはVo, G, Kbdを、Thomas DingerはVo, Percを、そしてHans LampeはPerc, Electronicsを担当していますが、Neu!で試みられていた反復によるハンマービートが、天然な歌詞と共に深化して演奏されています。このメンツで3枚のアルバムを出します。その後、”Neondian (Mon Amour)”と”Blue”と言うアルバムも作製しますが、この2作品に関しては、前者がKlaus Dinger+ heinita Bella Düsseldorf 名義で1985年に、また後者はLa!Neu?名義で1999年に出しており、ファンの間では”La Düsseldorf 3”、”La Düsseldorf 4”として呼ばれています。2006年にKlausはLa Düsseldorfを復活させようとしますが、法的な問題で復活は無理でした。それで、彼はLa-duesseldorf.de或いはKlaus Dinger + Japandorfと名義で復活させますが、オリジナル・メンバーはKlausだけになっています。そして、Klaus自身は2008年3月21日に62歳の誕生日に心不全で他界しています。ザックリと言うとLa Düsseldorfのバイオグラフィーはこんな感じです。
それで本作品”Viva”ですが、まあLa Düsseldorfの場合、どれを聴いても同じような感じですので。しかしながら、反復するバスドラの連打から成る強靭なハンマービートは健在です。特にB面片面を全部を埋め尽くす”Cha Cha 2000”は一度は聴いておいた方が良いです。と言うか、聴け!ですね。それからDommuneで東瀬戸さんが言っていたのですが、彼等にとって、色のオーバーオールは「正装」らしいです。それはこのアルバムにある曲が入っているからなんです。どうです、聴きたくなったでしよう?まあ聴いてみた下さい!

[full Album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kvXIMAbVaX3GYI-DwIWzmrYOW1vwQ-ka0

#LaDüsseldorf #Viva #Telefunken #KlausDinger #HummerBeat #Krautrock #ProgressiveRock #ThomasDinger #HansLampe #Neu!

Default