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Conrad Schnitzler “Congratulacion”
あのConrad Schnitzler翁が、何と元祖テクノイズの老舗Discos Esplendor Geometricoからのリリースとは‼️まあ、両者とも向きは違いますが、電子楽器の発達と共にそれぞれが発展してきた経緯や、以前に紹介したコンピ”Trans-Atlantic Overdub”でも両者は共に収録されている経過もあるからか、このようなリリースになったのでしょう。もう皆さんも分かってらっしゃるとは思いますが、私はConrad Schnitzler翁は大好きなので、この作品は電子音楽とテクノイズの接点があると言う重要な作品だと確信して、最近、ヤフオクで購入しました。なので、最もビートと言うか機械の駆動音を想起させるアルバムなのかなあと思っていたんですが、思いっきり期待を裏切られました。流石、Conrad翁、新しく発売されたYamaha CX-5ミュージック・コンピュータを大々的に使い込んだ短い曲(殆ど2分台)がたんまりと収録されています。リズムはあるのですが、それ程ビート感はなく、シンセに付いてるシーケンサーでパターンを作っているようです。勿論、メロも主に打ち込みだと思いますが、溢れ出すようにシンセを使いこなす様は、まるで「わんこ蕎麦」の如くです。1980年代中盤で、これだけ打ち込みでシンセを鳴らすアーティストは少なかったと思います。そう言う「新し物好き」なところも彼らしいですね。それから、アナログ・シンセと共にデジタル・シンセも大々的に使っているので、全体的にモダンな感触が強いですね。ここら辺のシンセの音色は好き嫌いが分かれるところだと思います。また、曲名は全て、録音した日付になっています。兎に角、このような機材で,これだけの曲を打ち込みで作ったのは、当時としては画期的だったと思われます。表ジャケ写のビックリマークはなにを意味するか、「おめでとう㊗️」と言うアルバム・タイトルは何に対しておめでとうなのかを考えてみるのも面白いですよぉ〜(今回もライナーをAsmus Tietchensが書いているので、参考にしてみて下さい)。と言う作品です。わたしの持っているのは、フランスのBureau Bの再発盤ですので、入手はし易いかも。急げ!
A1 “25.8.86” (3:12)
A2 “20.8.86” (2:25)
A3 “19.8.86” (2:33)
A4 “25.8.86” (2:10)
A5 “26.8.86” (2:33)
A6 “20.8.86” (2:12)
A7 “25.8.86” (1:45)
A8 “21.8.86” (2:50)
B1 “25.8.86” (2:20)
B2 “21.8.86” (2:47)
B3 “24.8.86” (1:15)
B4 “21.8.86” (3:00)
B5 “26.8.86” (2:16)
B6 “19.8.86” (2:00)
B7 “21.8.86” (3:00)
B8 “24.8.86” (3:09)
https://youtu.be/yD6bf3xaiPk?si=GfZI2xBKHHqZn-LA
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