Siouxsie and the Banshees “Tinderbox”

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フォロワーさんに指摘されまして、見てたらヤフオクで流れてきたので、何故か、即、買ってしまいました。Siouxsie & the Bansheesの7枚目のスタジオ・アルバム”Tinderbox”です。元々は余り、Bansheesは聴いて来なかったのですが、ここんところ、何故だか、よく聴くようになりました。バイオグラフィーについては前回などに書いてありますので、そちらをご参照下さい。この時期のメンバーは、Siouxsie Sioux (Vo), Steven Severin (B, Kbd), Budgie (Drs, Perc), John Valentine Carruthers (G, Kbd)です。新ギタリストのCarruthersは、元Clock DVAで、1984年5月〜1987年1月まで在籍しており、作品としては、EP “The Thorne”〜アルバム”Tinderbox”とカバーアルバム”Through The Looking Glass”にしか参加していません。Bansheesは、本当に安定したギタリストに恵まれませんね。内容なんですが、両面とも4曲ずつ収録されており、セルフ・プロデュースしています。とにかく、Siouxsieの声の張りが凄い。まあマイクを通してレコードに刻んだ音として聴こえている訳なのですが、そうだとしても、良く通る声で朗々と歌っている。またドライブする曲が割と多いので、SeverinのベースラインとBudgieのドラミングの勢いが凄まじい。また勢いだけでなく、細かいところもツボを抑えています。そう言う意味では鉄壁の3人なんですが、Carruthersのギターワークも痒いところに手が届くようにリフやリズムを刻んできますね。ただ、他の3人が鉄壁過ぎて、それに追いつけていない/馴染みきれていないところもありますが、それは仕方ないですね。シングルカットされたB4 “Cities In Dust”はやはり名曲ですね。他に気に入った曲は、B1 “Candyman”とかでしようか。あと、Siouxsieの歌詞が字余り過ぎる気もしますが、そこら辺は聴き手の好みですね。 もう、ゴス・ロックとか言わせない曲になっており、より多くのファンにアピールできたのだと思います。初期のややダークな曲調も良いのですが、この路線も結構良いですよ!!何なら、このアルバムから聴いてもよいかも⁈

A1 “Candyman” (3:42)
A2 “The Sweetest Chill” (4:06)
A3 “This Unrest” (6:20)
A4 “Cities In Dust” (3:52)
B1 “Cannons” (3:10)
B2 “Party's Fall” (4:56)
B3 “92°” (6:02)
B4 “Lands End” (6:06)

B4 “Cities In Dust”
https://youtu.be/Ruq33iAxL5k?si=J-jV0fhWtgeUDT7y

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLAJQM3LahnwfucjE4EwDGCahbgZO-NZct&si=31AGJCMVSV9WE51Q

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