Plastics “Welcome Plastics”

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あはは、John Cageと同時にPlasticsを聴くとは❗️と言う訳で、私の原点の一つでもあるテクノ・ポップを代表するグループPlasticsの登場です。まあ、皆さんはもう分かっているかも知れませんが、メンバー紹介などから始めたいと思います。メンバーは、所謂、横文字職業の方々で、佐藤チカ(Vo, Dance: 本業はスタイリスト)、中西俊夫(Vo, G: 本業はイラストレーター)、立花ハジメ(G: 本業はグラフィックデザイナー)、佐久間正英(Syn: 本業は音楽家で元四人囃子)及び島武実(Rhythm Box: 本業は作詞家)からなります。こう書いてみると、凄い業界バンドですね (笑)。1976年に結成、当時は東京ニューウェーブの典型的なバンドとも言われてましたね。彼らは、当時の米国ニューウェーブバンドDevoやB-52’sに影響されたとのことです。まあ、シンセサイザーを大々的にフィーチャーして、リズムボックス担当者がいるのが、当時はカッコ良かったんですよ。そう言う意味では、彼等の登場が、それまでの歌謡曲の流れ(ブラスやストリングスがメインだった)を大きく変えて、シンセをバックのメインにした曲にシフトさせた訳で、それは日本の芸能界には衝撃でしたね。それと彼等が如何にもテクノ・ポップ的であったのは、ヴォーカル二人の歌い方で、それは、高音担当のチカさんと中西氏のエセ英語の単語をぶつ切りに発音する「ロボット的」な歌い方です。そんな背景なんかはよく知らないまま、田舎の高校生だった私は、早速購入して、毎日聴き倒してました(この頃はテクノ・ポップ御三家として、P-Model, ヒカシューとPlasticsが挙げられてました)。私がシンセ好きになったのも、彼等の影響が大きかったです(更に言うならば、私が当時宅録してた自作曲とかは、モロPlasticsの劣化版でしたね)。本作品は、そんな時代のメインストリームを突き進んだテクノ・ポップが詰まったアルバムで且つパンクの影響を受けた(?)風刺的歌詞やMonkeysのカバー(ここら辺に彼等の原点かありそう)も聴けるアルバムだったんですよ。今はちょっと恥ずかしいけど、、、。

A1 “Top Secret Man (2:25)
A2 “Digital Watch” (2:29)
A3 “Copy” (2:20)
A4 “I Am Plastic” (1:55)
A5 “I Wanna Be Plastic” (1:30)
A6 “Can I Help Me?” (4:10)
A7 “Too Much Information” (2:17)
A8 “Welcome Plastics” (2:58)
B1 “I Love You Oh No!” (4:16)
B2 “Robot” (2:54)
B3 “Delicious” (2:48)
B4 “Last Train To Clarksville/恋の終列車” (3:03)
B5 “Deluxe” (3:56)
B6 “Complex” (5:21)

https://youtu.be/NubuleTPD-0?si=XKVbOCPbJV2lEXdz

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