月報 東芝(東京芝浦電気)1950年代

0

東芝レコードの1950年代の月報です。
東芝のレコード販売開始は 1955.9.20 からで、当初は東京芝浦電気(株)の一部門でした。
(一部のSP盤が、1955.9.10 に発売されています)

発売当初の東芝のレーベルは「エンジェル」のみで、邦楽はまだありません。
1956年末に「キャピトル」が加わりますが、1957年2月末までは、それまでのキング・キャピトル盤も継続販売であったことなどが、月報には記されています。
1957年8月臨発として、国内制作の邦盤第1号が発売されていますが、レーベルは「エンジェル」です。
1958年9月号には、東芝独自のエバークリーン・レコード(通称赤盤)が登場します。当初は一部のレコードにだけ適用され、HA-1108E のように品番の後に「E」を附加し、価格も通常盤より ¥200 高かったことが判ります。
1959年3月号には、東芝としてのステレオ盤第1号が掲載されていますが、ステレオはすべて赤盤とすることが謳われています。価格は¥2,800です。

#アナログレコード
#レコード資料

Default