1978 Nicaragua 飛行の切手

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「空を飛びたい」という人類の夢と実験の歴史を語るには、やはり気球は外せません。まずは、カラフルなニカラグアの切手から。ライト兄弟の飛行記録の75年を祝ったシリーズで、モンゴルフィエ兄弟の揚げた熱気球です。

モンゴルフィエ兄弟のたくさんの試みについては、fanta館長の紹介された「キルギスタン 気球切手」に詳しいので、そちらをご覧ください。
https://muuseo.com/collectoiz/items/589

ちょっと装飾過多では?と思うこの気球は、1783年10月にルイ16世とマリー・アントワネットが見る前で動物を乗せて実験した「Aérostat Réveillon」というモデルで、名前に「前夜祭」とあるのは"人が乗る前の"という意味合いでしょうか。太陽の顔はルイ16世の肖像だったようです。たくさんの人が見物している絵が残っていて、関心の高さが伺えます。
https://tinyurl.com/4dnc25nj(日本語ウィキ)

画像2枚目は、まだ人が空に昇らなかった頃、ギリシア神話の中で空を飛んだイカロス。飛んだけれど、技術に慢心して墜落した、という教訓の物語でした。

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発行国:ニカラグア
発行時期:1978
切手タイトル:ライト兄弟 75周年
図案:Balloon of Mongtolfier / Icarus

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キルギスタン 気球切手
熱気球の発案者… フランスのモンゴルフィエ兄弟、 その最初のきっかけは、暖炉に煽られた洗濯モノがヒラヒラ舞う姿を見て、 この空気を集めれば宙を飛べるのでは⁈ と考えたことからだそう。。。 日常の、ありきたりな光景が発想につながる瞬間の面白さと言いますか… 気づかない大勢の中で、ピンとくる者の楽しさなのを感じてみたり。 1枚目左上が、 最初の実験だろうと思われる。 布を張り合わせたこの形が、 すでに気球の原型だったのはオドロキです。 そしておエラ方を前にし、 ミニチュアで実験して見せたのが1枚目右上なのかなと。 ところが最初は教会側が猛反対! 空は神の領域…そこへ進出するとは不謹慎だと💢 それでも王家を巻き込み、その後も気球がお披露目されます。 時代はルイ16世とマリー・アントワネットな頃。フランス革命の少し前。 成功するやいなや次々と♪ 華やかな気球が舞っては記録を作り… こんな流れに人類の進歩を感じてしまいます。 気球、飛行船、航空機、ロケット、宇宙船… 今や宇宙空間へ~👀 不謹慎どころの騒ぎじゃないww😂 あらゆる禁忌を突破してきた人類、、 その発展がナゾを解明し、未来へ進むこともあれば。 進歩なのか退化なのか💧ダークサイドに向かうこともありつつ。 知りたい✊ 見たい😳 試してみたい♪ この欲が、ホモサピエンスに尽きることはないでしょう🙌 ところで空へ出る…ことは叶っても、 みずからが飛ぶ!という感覚は、、 なかなか難しいですな💦 切手の絵図は、 当時の版画を引用したものと思われ。 気球切手でたびたび見かける絵となってます。
https://muuseo.com/collectoiz/items/589

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    fanta

    2024/06/09 - 編集済み

    ルイ14世だったか…
    太陽王と呼ばれた時代なのを、彷彿とさせる華やかさですね~😊

    イカロスの物語は、
    昔…子供向けの歌などで知ったような。
    こんなイメージで飛べたら、夢のようにいいんですけどね~♪
    リンク下さってありがとうございます❣️

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      tomonakaazu

      2024/06/10 - 編集済み

      fantaさん。
      当時の熱気球は、落ちたり燃えたりして一度の実験で終わるものが多かったようで、それなのにこの装飾の気合いの入り方はすごい!と思います。

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