1979 Guinea 飛行機の切手 01

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DIY紙模型シリーズ Shell Berre の最後の一枚「A1: Steam Air-cargo 1843」を作って台紙の解説を読んでやっと、この切手に載っている初期の飛行機なのだと分かりました。
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/490

紙模型と比べると、詳細が違っていて面白いです。翼の下、胴体から左右に突き出ている水色で半円の扇のようなものは何?とか。上記のアップに足した白黒の版画や新聞記事などを元に、デザイナーが楽しく彩色したのでしょう。

蒸気で動く動力を搭載し、翼幅が45メートルの想定で結局は作られなかったこの「飛行貨車」は、イギリスの金属の街シェフィールドに生まれ、繊維加工機の部品を製造しいていた技師ジョン・ストリングフェローが作ったもので、この失敗ののち1848年に改良型の模型が少し浮き、さらに20年後の1868年には三葉の模型飛行機を飛ばせて賞金を得たと日本語ウィキにあります。
https://tinyurl.com/bdf9sy56

「諦めない」のは、何かを成し遂げる人の資質の一つですね。。

発行国:ギニア
発行時期:1979
切手タイトル:History of aviation
図案:Aerial Steam Carriage 1842

追記:
「水色で半円の扇のようなもの」は、翼の後ろで回転するプロペラでした。サイエンス・ミュージアムで模型を見てやっと理解しました。
https://muuseo.com/tomonakaazu/diaries/14

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SB 紙模型 A1: Steam Air-cargo 1843
「往年の名車たち」Shell Berre シリーズと同じフォーマットで、たった一点だけある「往年の翼」モデルです。 no.A1 / 蒸気飛行貨物 Henson & Stringfellow 1843 ネットでは飛行機モデルはこの1種類しか見つからず、どうやらシリーズとして続かなかったようです。原本は意外と多くeBayに出ていて、2枚入手して組み立てました。シンプルな構造の模型ですが、こんな重そうな「翼がついた船」が本当に飛んだのかー?と思いながら作るのは、楽しかったです。 + 台紙にある解説と、データシートです。 『ヘンソン & ストリングフェロー 1842〜1843年のプロジェクト/これは、すべてのヨーロッパの新聞が記録した最初の失敗である。この笑えるほど巨大な機械は一度も飛んだことがない。しかし、巨大航空船の発明者たちに夢をあたえ、1848年に J. Stringtellow が蒸気飛行機で成し遂げた初めての自由飛行にも貢献した。』 <データシート> 木製のリブとストリンガーに取り付けられたキャンバスの翼 舵と昇降機 プロペラは軽蒸気機関で駆動 三輪で着地 + なんだー、飛ばなかったのか、、。 画像7枚目は広告のために製作された、ピラミッド上空を行く想像図だったのですね。サイエンス・フィクションの黎明期という風情すらあります(が、SFの始祖と言われるジュール・ヴェルヌが飛行小説を書いたのは20年後の1863年)。 1843年のこのプロジェクトが、他の動力飛行の試みと比べてどれくらい早かったかは歴然としています。モンゴルフィエ兄弟が気球を揚げたのが1783年で、動力機のついた「操縦可能な」飛行機として、最初に記録されたのが1903年のライト兄弟の飛行。その間に、世界の各地で数多くのチャレンジと失敗があった。そんな歴史を切手でも紹介していきまーす。 https://muuseo.com/tomonakaazu/collection_rooms/7 #papercraft #ペーパークラフト #airplanemodel #飛行機モデル #paperairplane #紙の飛行機模型 #earlyaviation #初期の飛行機 #hensonandstringfellow #ヘンソンストリングフェロー
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/490

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