『十二人の怒れる男』BD

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1957年アメリカ作品。
シドニー・ルメット監督。

あまりにも有名な法廷映画の傑作。
最初から少年の無罪を主張する、陪審員8番を演じるヘンリー・フォンダの熱演が光ります。
フォンダが光るということは、有罪を主張する側も負けてはいません。
特にリー・J・コッブ演じる陪審員3番は決して忘れられない存在でしょう。

BD版ではDVDに収録されていた日本テレビ版に加えて、NET版の吹替えも収録。
大塚周夫さんはNET版で、野球見たさにさっさと裁判を終わらせようと有罪を主張する、これまた存在感ある陪審員7番を演じています。

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    オマハルゲ

    2021/01/15

    当館でも展示しましたが、新旧どちらの吹き替えも甲乙付け難い出来だと思います。
    大塚さんの旧版も青野さんの新版もいい加減さを十分発揮していますよね。

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      qqtys

      2021/01/15

      どちらも面子が揃っているだけに、優劣は決められませんよね。
      それぞれのキャストを比べると似た系統の役者を持ってきているので、演じ方の違いを見るのも面白いところです。

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