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『現金に体を張れ』BD
1956年米国作品。 監督はスタンリー・キューブリック。 『2001年宇宙の旅』『シャイニング』などで有名なスタンリー・キューブリックによる犯罪映画作品。 競馬場の売上金強奪を企む男達の計画立案から実行、破滅までを描いています。 BDにはテレビ版吹き替えも収録されています。 主演は同監督作の『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』でも抜群の存在感を放っていたスターリング・ヘイドン。 吹替えも同作でヘイドンを担当した家弓家正さんなのが実に嬉しい。 大塚周夫さんは強盗団に加わるスナイパー役の男。 この男が実にいやらしく、狂気を孕んだ不気味な雰囲気の持ち主で、この頃の大塚さんにぴったりでした。
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アニメ映画『三国志 完結編・遥かなる大地へ』DVD
1994年公開。 勝間田具治監督。 全三作で製作された、劇場アニメ版『三国志演義』の最終作です。 一部・二部では曹操=渡哲也さん(!)なのですが、本作のみ病気のため代わりに渡瀬恒彦さんが声をあてています。 前二作と比べると関羽に娘がいたり妖術が出てきたりと、おとぎ話的な臭いが強くなっている印象を持ちます。 大塚周夫さんは本作にてなんと司馬懿として出演。 諸葛亮孔明のライバルとして立ちふさがります。 ちなみに、孔明を演じる山口崇さんは、芸能座時代に大塚さんと舞台共演されています。 そういう意味でもこの二人の絡みは本作最大の聴きどころです。
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『クリープショー2/怨霊』HDリマスター版
1987年アメリカ製作。 マイケル・ゴーニック監督作品。 アメリカ版『世にも奇妙な物語』といった感じのホラー短編集。 内容は荒唐無稽というか、あまり恐怖感はありませんが・・・。 大塚周夫さんの「いーかーだー」が耳に残って離れなくなります。
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『片腕ドラゴン』DVD コレクターズBOX
1972年香港制作。 ジミー・ウォング監督・主演。 カンフー映画でお馴染み、ゴールデンハーベスト製作。 ソフトリリースの際にテレビ朝日版の吹き替え版を収録するはずが、権利元が紛失していた上に一般公募でも見つからず。 そのため可能な限りオリジナルのキャストを集めて吹き替え版を新録しています。 収録日はなんと大塚周夫さんの誕生日、ライナーノーツにキャストの集合写真も!
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Nobsound 6P1 真空管パワーアンプ
中国の激安オーディオブランドNobsoundの真空管パワーアンプです。 ちょっと気になったので買ってみました。 この装い・内容で実売3万円以下、しかも真空管付属というのは驚きです。 しかし何とも言えない異臭(恐らく塗料と思いますが)は流石に安物中国製といったところ。 入力はアナログのみ、出力は6.5Wx2と十分。 これに安物中華真空管プリアンプを組み合わせれば、5万円程度で本格的な真空管セパレートアンプが構成できます。 意外と便利なのがヘッドフォン⇔スピーカー出力の切り替えスイッチ。 スピーカーを繋いでいる時にはON/OFFスイッチとして使えるので重宝します。 付属の中国製真空管でも問題ありませんが、音質に拘るのならソ連製の真空管と交換した方が吉。 球の熱を利用して、PC操作時の右手用ヒーターとしても活躍中です。 (冬場はマウス操作の右手が特に冷えるのです)
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『秘境探検ファム&イーリー』 complete edition DVD
1995~96年にかけて制作された、田中久仁彦の漫画を原作としたOVAシリーズ4本をDVD1枚にまとめたもの。 王道的なファンタジー物で、見ているこちらが恥ずかしくなるようなベタベタな90年代演出とキャラクターデザインにキャスティング。 しかし90年代中頃というセルアニメ全盛期に作られた作品なので、作画クオリティは安定しています。 大塚周夫さんは全話に登場するあくどい商人役。 お供に犬を連れているのですが、たまにケンケンのパロディが入ります。
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『怪奇!吸血人間スネーク』HDリマスター特別版
1973年アメリカ作品。 バーナード・L・コワルスキー監督。 とある大学生の若者が、蛇に異常な興味を抱く、怪しい科学者の実験台になってしまい、恐ろしい蛇人間へと化していくお話。 好きな方には申し訳ないが、私にはお世辞にも褒めることが難しい映画です。 (あえて言うなら、蛇人間のメイクアップでしょうが…) ちょっと博士の考えが突飛すぎて、しかもその研究成果も 「え、それで完成?」 という体たらく。 本物の蛇が目白押しなため、蛇嫌いの方は絶対に鑑賞しないことをお勧めします。 (僕も蛇嫌いのため、大塚周夫さんが吹き替えているとはいえ、それを越えて激しく後悔しました) 大塚周夫さんはヘビ大好きなマッドサイエンティストのストーナー博士役。 イカレた科学者は相当数をこなしている大塚さんですので、順当なキャスティングです。 悲劇の若人デビッドを吹き替えるのは津嘉山正種さん。 声優的にはワンピースの新旧ロジャーの共演作とも言えます。 このデビッドを演じているのは、『特攻野郎Aチーム』のフェイスマン役でお馴染みのダーク・ベネディクト! ハンサムな彼があまりにも無残な姿に変貌していく様は、映画の内容と相まってかなり虚しくなります。
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『ノーカントリー』DVD
2007年アメリカ作品。 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督。 原題は『No Country for Old Men』で、内容を統括したタイトルとなっています。 当館の展示品『ビッグ・リボウスキ』と同じくコーエン兄弟による作品。 しかし内容はコメディではなく、災害の如き無慈悲な暴力による恐怖を味わうサイコスリラー映画です。 第80回アカデミー賞の4冠受賞作品でもあります。 異常な凶悪犯罪と、自身の老いと衰えを憂う老保安官(トミー・リー・ジョーンズ)の語りから始まるこの映画。 なんと言っても恐ろしいのは、麻薬組織の金を持ち逃げした男(ジョシュ・ブローリン)を追う、無情な殺し屋アントン・シガー(ハビエル・バルデム)の存在です。 無用な殺生はしないプロフェッショナル・・・ではなく、気まぐれでターゲット以外も次々と手をかけていくサイコキラー。 しかも頭の回転も非常によく、異常なタフネスを誇るこの男は、ジェイソンやレザーフェイスのようなホラーキャラに分類されてもおかしくありません。 (殺し屋としては失格だと思うんですけどね) 映画の構成は複雑で、一見しただけですべて理解することはかなり困難です。 インターネット上の解説サイトなどを読んでから見返すことで、単純な犯罪映画ではないことがわかります。 大塚周夫さんは老保安官の叔父役の吹替え。 終盤に少しだけ登場するキャラクターですが、かなり重要な役回りを与えられています。 このキャラクター、何匹もの猫と同居して暮らしているのですが、演じる大塚周夫さんも大の猫好きとして有名でした。 そのため、キャスティングの決め手は恐らくネコ繋がりじゃないか、と勝手に邪推しています。 もう一つ吹き替えの観点から。 トミー・リー・ジョーンズは菅生隆之さん、ジョシュ・ブローリンは谷口節さんなのですが、お二人ともトミー・リー・ジョーンズの吹替えでお馴染み。 声質もよく似ていますので、画面から目を離すと、すべてトミー・リー・ジョーンズが話しているように聞こえてしまいます。 キャスティング時には問題にならなかったのでしょうかね。
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DOUK AUDIO 真空管プリアンプ
訳あって友人にサブのプリアンプを譲ったので、サブシステム用として代わりに導入。 今更オーディオ雑誌でレポートなんて読むような柄でもなく、まして金が余っているわけでもないので、以前購入して好印象だった安物中国オーディオ製品の中から選定しました。 諭吉さん一人程度の価格でありながら、Bluetooth接続・USB-DAC・アナログ音声と3種類の入力持ち。 更に高音・低音の調整可能、そして真空管+ACアダプタ同梱と至れり尽くせり。 いわゆる「真空管アンプは暖かみのある音」という印象とは違って、あまり味付けせずに素っ気なく鳴らす印象。 付属の中国製真空管6J5で聞いた感じも悪くはありませんでしたが、粗雑な作りの真空管が精神衛生上よくありません。 そこで互換品である旧ソ連製6J1Pに変更したところ、見た目も良し、音も腰が据わっていい感じになりました。 似たような中国製の安物パワーアンプと組み合わせると、実質15,000円程度で高機能入力+出力100Wのセパレートアンプが構成できます。 そこまでこだわりが無ければこれ以上を望んでも仕方がない、そう思わせる困りものです。
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AW モーゼル M712 ガスブローバック エアソフトガン
アーマーワークス(AW)という台湾メーカー製モーゼルM712のエアソフトガンです。 ドイツ帝国時代に生まれたモーゼル社モデル1896(C96)は、多少なりとも銃器に興味がある人なら知らない人は居ないというくらい、あまりにも有名な拳銃です。 (どうにもマウザーという呼び方はしっくりきません) C96は弾倉が着脱できず弾薬を上から装填する構造ですが、このM712は弾倉が着脱式になり更にフルオート射撃が可能という改良モデルです。 弾倉がトリガーの前方にあるという独特なスタイルからあらゆる創作物に引っ張りだこで、『スター・ウォーズ』のハン・ソロが使うブラスターの原型となったのもこの銃。 そして個人的な印象を言わせていただくと、「悪党の使う拳銃」というイメージが非常に強いピストルでもあります。 恐らく『ルパン三世』の悪役がよく持っていたからだと思いますが…。 (パッと思いつくだけでも、『第1シリーズ』の魔毛狂介、プーンの相方、『パート3』の殺し屋ガーブ。まだまだいるのではないでしょうか) この独特な拳銃を主人公が使用する映画として有名なのが、マカロニウエスタンの傑作『殺しが静かにやって来る』です。 もちろん時代背景からしてこのM712ではなくC96ですが、西部劇としては異色な作品性と相まって、非常に印象に残ります。 このAW製のM712は実物通りセミオート射撃とフルオート射撃の切り替えが可能で、さらにBB弾を撃ち尽くすとちゃんとホールドオープンになるという見事さ。 26連のロングマガジンの他、『殺し~』でも主人公サイレンスが使っていた、ホルスターストック(銃床にもなるケース)が(樹脂製ですが)付属してくるのでお得感があります。 かなりの勢いでガスブローバックしてくるので撃っていて爽快なのですが、もともと金属製だったものを日本向けに樹脂製に変えているためか、ブローバックした勢いで銃後部が割れるという故障も多いとか。 念のため、強く負荷のかかるバネ受け部分に緩衝材としてゴムシートを入れました。 (そんなに撃つことが無いため、効果のほどは分かりませんが) 標準グリップはプラスチックで味気ないため、木製グリップを購入してワトコオイルで塗装。 あとは10連発のショートマガジンも買い足しています。 ノリと勢いで買ってしまいましたが、とても満足する逸品でした。
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『十二人の怒れる男』BD
1957年アメリカ作品。 シドニー・ルメット監督。 あまりにも有名な法廷映画の傑作。 最初から少年の無罪を主張する、陪審員8番を演じるヘンリー・フォンダの熱演が光ります。 フォンダが光るということは、有罪を主張する側も負けてはいません。 特にリー・J・コッブ演じる陪審員3番は決して忘れられない存在でしょう。 BD版ではDVDに収録されていた日本テレビ版に加えて、NET版の吹替えも収録。 大塚周夫さんはNET版で、野球見たさにさっさと裁判を終わらせようと有罪を主張する、これまた存在感ある陪審員7番を演じています。
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『殺し屋ハリー 華麗なる挑戦』
1974年アメリカ作品。 ジョン・フランケンハイマー監督。 ギャングの抗争が激しく繰り広げられるマンハッタンで、それぞれの勢力に雇われた殺し屋同士が殺し合う。 牧歌的なBGMを背景に繰り広げられる、序盤のカーチェイスと殺し合いは何とも言えない味があります。 DVDには1980年日曜洋画劇場の吹替え版を収録。 主人公の殺し屋ハリーを演じるのはリチャード・ハリス。 吹き替えるのはあの劇団四季の創設者でもある日下武史さん。 ハリスの目と日下さんの声は、殺し屋には少し優し過ぎる感じもしますが、作品が徐々に緊迫感を増すにつれ板についてくるから流石です。 どこか安穏とした独特のナレーションは藤村俊二さんが担当。 大塚周夫さんはチャック・コナーズ演じる片手が機械化された狂気の殺し屋『鉄の爪』。 コナーズを本作以外にも何本も演じている大塚さんですので、見事なハマりっぷりです。 劇中、殺し屋『鉄の爪』がブローニングM2重機関銃をハリー達にぶっ放すシーンがありますが、あんなものが当たったらその場に倒れるくらいでは済まないでしょう・・・。
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『長靴をはいた猫 80日間世界一周』
1976年日本のアニメーション製作。 設楽博監督。 東映アニメーションのマスコットキャラクターであるペロ。 そのペロを主人公とした『長靴をはいた猫』シリーズの第三作です。 なぜか主人公のペロの声優が作品ごとに異なる本シリーズ、本作品ではなべおさみが担当。 題名の通りジュール・ベルヌの『八十日間世界一周』を下敷きに、ペロと友人のカーター、シリーズおなじみのねずみ一家が世界一周の旅に出るというもの。 名アニメーター森康二を筆頭に、大塚康生、宮崎駿、小田部洋一といった面々が携わった第一作と比べると、クオリティは少々残念な出来栄えですが、それでも十分楽しめる作品だと思います。 特に最後の時計塔を巡る追いかけっこは見ものでしょう。 本作での大塚周夫さんはペロ一行の邪魔をする悪の科学者、ガリガリ博士役。 このガリガリ博士、デザインといい声といい、後年の『名探偵ホームズ』のモリアーティ教授の原型になったと思われます。 元々は『ハッスルパンチ』という作品の悪役であり、その時の声は八奈見乗児さん。 この『80日間』にも八奈見さんは出演しているのですが、なぜ大塚さんになったのかは不明です。
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『マスターズ 超空の覇者』
1987年アメリカ作品 ゲイリー・ゴダード監督。 米マテル社の玩具シリーズ『マスターズ・オブ・ユニバース』を実写映画化したドルフ・ラングレンの初主演作。 かなり人気のあるシリーズでアニメ、ゲーム、コミック化などされたようですが肝心の映画の出来は・・・。 日本語吹き替え版はテレビ東京版とテレビ朝日版がありますが、収録されているのはテレ朝版。 こちらではドルフ・ラングレン演じる主人公ヒーマンを大塚明夫、敵の親玉スケルターを大塚周夫という親子対決キャスティングとなっています。
映画ソフト マクザム フランク・ランジェラqqtys
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『墓場鬼太郎』DVD
水木しげる原作『墓場鬼太郎』のアニメ化作品。 全11話で、2008年にフジテレビ系列の深夜アニメ枠『ノイタミナ』で放映されました。 1968年にアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第一作が放映されたため、本作には『鬼太郎』40周年作品という側面もあります。 『ゲゲゲの鬼太郎』になる前の話ということで、キャストは鬼太郎=野沢雅子、目玉おやじ=田の中勇、ねずみ男=大塚周夫と、アニメ第一作のオリジナルキャストが結集。 大塚周夫さんのねずみ男というキャラクターに対する考察は、この『墓場鬼太郎』関連のインタビューで多く語られることとなります。 また本作に合わせて、ラジオドラマ番組『青山二丁目劇場』ではゲストとして出演。 当時の劇場支配人であった藤田淑子さんとの対談は、今となっては非常に貴重なものとなりました。 https://www.nicovideo.jp/watch/sm25404021
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