『北京の55日』BD

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1963年アメリカ製作。
ニコラス・レイ監督。

1900年清国で起こった義和団事件を描いた歴史スペクタクル大作。
主演のアメリカ軍人はチャールトン・ヘストン、彼と共に義和団に立ち向かうイギリス公使はデヴィッド・ニーヴンとこちらも豪華。
当時日本も欧米列強とともに駐留していたため日本陸軍の軍人も登場し伊丹十三が演じています。
ラストシーンの盛り上がりは音楽と合わさってかなりのもの。

歴史大作に相応しく映画も160分と長いのですが、収録されたNET版吹き替えも拡大枠のものが収録されているのがありがたい。
大塚周夫さんはヘストン演じる米軍人の部下役であまり出番はありませんが、ヘストン(もちろん納谷悟朗さん)と被災孤児の扱いで絡むシーンが素晴らしい。
他作品でも多くありますが、大塚周夫さんと納谷悟朗さんの絡みは芝居の噛みがピッタシで、何度聞いても飽きません。

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