The Adverts “Crossing The Red Sea With The Adverts”

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The Advertsのファースト・アルバム”Crossing The Red Sea With The Adverts”を紹介します。私が持っているのは、再発盤で、かつライブトラックも集めて2枚組になっている、ファンには嬉しい豪華盤です。ジャケも変更になっており、ゲートフォールド仕様です。The Advertsのバイオグラフィーは前回、書いてありますので、そちらをご参照ください。取り敢えず、この作品でのメンツだけ書いておきます。TV Smith (Vo), Gaye Advert (B), Laurie Driver (Drs), Howard Pickup (G)の4人組です。そして、今回の再発で新たに加えられたのは、C面がシングル・ヴァージョンで、D面がライブ録音となっており、貴重な音が聴けるだけで、テンション爆上がりですね。A面B面は元々のアルバム・ヴァージョンで、A1 “One Chord Wonders”やA2 “Bored Teenagers”からフレッシュなパンク・ナンバーから始まり、有名シングル曲A6 “Gary Gilmore's Eyes”やA7 “Bombsite Boy”と言ったポップ・パンクな曲も入っています。また、B面も、B1 “No Time To Be 21”なんて言うパンキッシュなナンバーから始まり、B6 “Great British Mistake”と言う、私の大好きなナンバーで締めています。全曲、TV Smithが作曲しており、彼のソング・ライティングのセンスが光ります。先述のようにC面は既発のシングル曲を集めたもので、プロデューサーの違うのですが、アルバム・ヴァージョンとの差異があまり無く、その点ではちょっと惜しいですね。まあ、それだけ、The Advertsの曲が完成しているってことかもしれませんが。ただし、アルバムに含まれていない曲(シングルB面の曲”Quickstep”や”We Who Wait)も収録されています。一方、D面は、拙い演奏にも関わらず、初期衝動に任せた貴重な音源が収められており、マニアには堪りませんね。ライナーノーツには、Dave Thompsonが、そしてTV Smithによる解説も掲載されていますので、当時を知る参考になるでしょう。と言う訳で、中堅パンクThe Advertsのファースト・アルバムとその頃の時代を知るアルバムですので、興味のある方は是非とも聴いてみて下さい。

◼️LP1
A1 “One Chord Wonders”
A2 “Bored Teenagers”
A3 “New Church”
A4 “On The Roof”
A5 “Newboys”
A6 “Gary Gilmore's Eyes”
A7 “Bombsite Boy”
B1 “No Time To Be 21”
B2 “Safety In Numbers”
B3 “New Day Dawning”
B4 “Drowning Men”
B5 “On Wheels”
B6 “Great British Mistake”
◼️LP2
<<Singles>>
C1 “One Chord Wonders”
C2 “Quickstep”
C3 “Gary Gilmore's Eyes”
C4 “Bored Teenagers”
C5 “Safety In Numbers”
C6 “We Who Wait”
<<Live>>
D1 “On Wheels”
D2 “Newboys”
D3 “New Church”
D4 “Gary Gilmore's Eyes”
D5 “Drowning Men”
D6 “No Time To Be 21”

A6 “Gary Gilmore's Eyes”
https://youtu.be/GY3fWYKc03E?si=k-7QEn55lJdfnSX9

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kqzPN38BYUcTAA3bkW4kw69RZl1NvPeQI&si=NfBK-a1M96Ft29Ph

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