Strafe Für Rebellion “Der Säemann”

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すっかり、このバンドのことを忘れてました。オーストリアのStrafe Für Rebellion (「シュトラーフェ・フュール・レベリオン」と発音?以下SFRと表記)です。メンバーは、Düsseldorf生まれのBernd KastnerとSiegfried Michail Syniugaのデュオで、1979年に結成され、独逸で活動を開始しています。しかし、レコード・デビューは遅く、1983年にセルフタイトルのファーストアルバムをリリース、1990年代中盤にアルバム
"Pianoguitar"を出した直後に一旦解散していますが、2014年にアルバム”"Sulphur Spring"で再度、活動を始めています。SFRは自作楽器とかそこら辺に落ちているモノやフィールド録音などを使って、アブストラクトなインスト曲をやるようになります。それで本作品“Der Säemannは彼等の4枚目のアルバムになります。A面B面1曲づつ収録されており、共に、不明瞭な電子音やフィールド録音などをバックに、独逸語のスポークン・ワードなどを前面に押し出した曲が続きます。このナレーションは、Bernd Kastner, Ka Marion Wedrich, M.M. Eckartz, Siegfried Michail Syniugaによるものです。言葉が分かれば、もっと楽しめるのでしょうが、如何せん、独逸語なので、内容までは分からず、少し不完全燃焼な点が残ります。しかしながら、その音声の使い分けなどのテクニックが高度で、中々一筋縄では行かない印象も強く、聴く度に新しい発見のある音楽です。A面よりもB面の方が、より複雑な展開になっていますが、基本的には同じ音構造から成ります。ただ、陽性の音楽では無いので、寝る前とかには聴かない方がいいでしょう。もし、見かけたら、聴いて欲しい一枚だと思いますので、是非とも聴いてみて下さい!

A “I” (20:48)
B “II” (21:10)

A “I” (20:48)
https://youtu.be/qurC_n9dl20?si=QXC1F-w4sOGR9FKj

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