Zazou, Bikaye and CY1 “M’Pasi Ya M’Pamba”

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これも謎物件。いつ買ったか?何故買ったか?よく分からないブツです。それで色々調べました。先ず、これはHector Zazou (ZNRの片割れにして、仏人プロデューサー), そしてコンゴ人ヴォーカリストのBony BikayeそしてCY1ことGuillaume Loizillon (仏の音楽マッドサイエンティスト?)によるワールドミュージック・アルバム”Noir Et Blanc”に収録されている曲のリミックス盤であると言うこと、そして、A面”M'Pasi Ya M'Pamba”にはMarc Holland & Gilles Martinが、B1“Eh! Yaye“にはVicent Kenisが、そしてB2”Dju Ya Feza”にはSimon Boswellがリミキサーとして名を連ねていたと言うことがやっと理解できました。がしかし、元のアルバムを聴いていないので、こりゃあ、ダメだとも分かってしまいました。因みに、元のアルバムは、Marc Hollander (Clarinet), CY1 (Electronics), Vincent Kenis (G), Chris Joris (Perc), Fred Wallich (Sax), Fred Frith (Vln)が参加しており、Hector Zazouもアレンジなどで参加しています。またB2の元曲ではJean-François Jones Jacobがドラムで参加していました。Zazouはアヴァン・ポップ・デュオZNRで2枚のアルバムを出した後、ワールド・ミュージック方面にシフトしていき、1990年代以降は、コンセプト・アルバムとして作品をリリースしています。その一連の流れとして、本作の元アルバムが作られたのであろうと思います。残念ながら、元のアルバムを私は未聴なので、余り参考にならない紹介しかできませんが、簡単に感想を書いておきたいと思います。A面はタイトル曲ですが、アフリカ系リズムにシンセによるベースラインが盛り上げていて興味深いです。Zazouらはこう言う、土着的なダンス曲にシンセなどを組み合わせていたのかな?と想像します。またVoの処理がダブとは言えないですが、ディレイを噛ましているのもポイント高いです。あとハーモニカ(?)の挿入もアクセントになっています。B1でも独特のリズムとアフリカン・ソウルな字余りなVoにシンセがバックを固めています。B2はシーケンサーと生パーカッションとの絡みが面白いです。こう言う音楽を聴いていると、アフリカン・バンバータがKraftwerkを「ファンキー」と言ったのが分かる気がしますね。今度は元のアルバム”Noir Et Blanc”を聴いてみたくなりました。因みに、リリースはベルギーのプログレ・ポップの総本山Crammed Discsです。

”M'Pasi Ya M'Pamba”
https://youtu.be/lioAfXZ8Oyo

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