Phew “New Decade”

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もう皆さん、Phewさんと言えばご存知でしょう。1978-1980年に伝説のパンクバンドAunt Sallyのヴォーカリストとして活動し、大阪Vanity Recordsに1枚の素晴らしいアルバムを残して、以後、ソロとして、彼女は、坂本龍一氏、独逸CANやノイバウテンの元メンバー、Conny Plank、大友良英氏や山本精一氏等とのコラボ作品、最近では英国のThe RaincoatsのAna da Silvaのとコラボ作品も出しています。また、ソロ以外にもパンクバンドMOSTやBig Picture, Radium Girlsなどのバンドでも八面六臂な活動しています。Phewさんは、近年、アナログシンセとリズムボックス及びヴォーカルだけで唯一無二のサウンドを作り続けており、また声だけで作成された”Voice Hardcore”と言ったコアな作品も出しています。それらの音楽は、シンプルですが、とてもユニークな作風です。単純ながら変幻自在な電子音と古びたリズムボックス音は、彼女の声質や歌詞などと共に、聴く人に強烈な印象を与えてくれます。今回も使用楽器は基本的には同様なのですが、曲の印象は全く異なるように感じられます。エコー/ディレイのかかった声とデッドな声の対比、シンプルながらも更に深化した電子音、必然を感じさせるリズムボックスやフィールド録音された音、ギター音の効果的使用等々、そこ此処に何かしらの変化を見せ、更に深い世界に我々を連れて行ってくれる感覚を覚えます。彼女の作品を聴いたことのない方は是非とも触れて欲しい音楽です。それはアヴァンギャルドとか実験的とは違う次元の音楽、例えるなら「未完と必然」の音楽だからです。しかもタイトルは「新しい10年」ですよ!

“Into The Stream”
https://youtu.be/p5xSxDRBgKQ

“Doing Nothing”
https://youtu.be/8U-g6xwKjI8

#Phew #NewDecade #AnalogSynthesizer #Vocal #Voice

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