P1/E “Second Offender”

0

皆さん、独逸のP1/Eをご存知だろうか? 知らない人の方が多いような気もしますが、ここで敢えて取り上げてみたいと思います。結成とかははっきりとした情報がないので、大体で、話を進めると、どうもかっちりとしたバンドではなく、流動的なプロジェクトみたいな存在のようです。先ず、分かる範囲でのメンバーは、Alexander Hacke (Dr, Synth), Eric Franke (?), Michael Hirsch (Synth), Michael Schäumer (B, Synth), Thomas Voburka (Vo), Ute Droste (Vo)で、曲を主に書いてあるのがMichael HirschとMichael Schäumerなので、彼等が中心であったみたいです。それで、 彼等は1980年にExile Systemsより、”49 Second Romance” / “Dependence”と言う7㌅シングルを出しただけで、その後は梨の礫でした。その為か、当時からカルト・バンドとしてみられてました。2005年に本作品がリリースされた後、2020年にデジタル・ファイルで3作ほどリリースがあります。それで、本作品ですが、A面は先述のシングルを含めて、1980年作”Up and Above”とそのダブ・ミックスや1981年作People’s Recordsより出した名曲”49 Second Romance”のディスコ・ミックスなどのスタジオ録音からなります。一方、B面は1981年8月17日にSO36でのライブ録音になって、4曲が収められていますが、これにはZiggy XYがヴォーカルで参加しています。彼等の名曲”49 Second Romance”は色んなヴァージョンで聴くことができます。彼等の音楽はミニマルで、リズミックで、踊れるモノなので、後のテクノやレイブ・カルチャーに大きな影響を与えました。A面の曲もいいのですが、B面のライブトラックが凄まじいです。1曲目はドラム入りで観客を煽ります。その後はリズムマシンやシーケンサーを使って、KosmonauntentraumのZiggy XYのヴォーカルが響き渡ると言うかなり無茶苦茶な曲になっていますが、曲間の観客が何か分からんけど拍手しとこかな?と言う態度が丸わかりで面白いですね。これぞ、正にPunk Electronicsですね。また、最後の曲が終わった後にゴトゴトいうのはやはり観客が暴れたからですかね?皆さんも聴きたくなったでしょう。みつけたら、即ゲットですよ!

“49 Second Romance (Disco Mix)
https://youtu.be/k7F3TwkF070

#P1/E #SecondOffender #VinylOnDemand #NeueDeutscheWelle #GermanNewWave #49SecondRemance #MichaelHirsch #MichaelSchäumer #AlexanderHacke #MinimalWave #DanceMusic

Default