Richard Pinhas “Iceland”

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やっぱり好きなんだよなあ、Richard Pinhas大先生 (「リシャール・ピナス」と発音するのかな?)❗️本作品はソロ・アルバムとしてはサードに当たるもので、最初の発売は1979年にPolydorより。当然、こちらの方はリマスタリングしてあるので、聴き易くなっていると思います。彼はHeldonとソロ共に同時に活動しており、このアルバムが出た時には、Heldonは名作”Stand By”をリリースした時でした。それなのに、全然違う感触を感じ取るのは、やはり、Richard大先生の懐の深さなのか? バイオグラフィーは今まで書いてきた通り、ジル・ドゥルーズなどの哲学とSF小説との混合物から、バンドとして、最初はSchizo(「スキゾ」かな?)を、そして一躍彼を有名にしたHeldon(「エルドン」と発音)になり、シンセやシーケンサーを用いた作曲家としての彼の成長過程を見ること(聴くこと)ができるようになった訳ですが、それにしても、このアルバムは、盟友François Auger(「フランソワ・オジェ」と発音)も参加しているにも関わらず、Heldonの炸裂するシーケンサー対生ドラムのような緊張感は無くて、どちらかと言うとBrian Enoとかのアンビエントらしき音楽を奏でています。これもFripp & Enoの”No Pussyfooting”に影響を受けたのかな?と思います。本の1分前後の曲から10分近い長尺の曲まで収めてありますが、まあ、短い曲にも何らかの意味はありそうですね。まあ、コアなファンはこのアルバムも入手するとは思いますが、普通はここまでは買わないわなぁ。でも好きなんですよ、Richard Pinhasが!そんな方にもお勧めなので、聴いてみて下さいね!

“Greenland”
https://youtu.be/KGXnRm7kYKY

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nWlJiKHypl8tUhhhDDV3wph086QxkprEQ

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