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Kraftwerk “The Man Machine (人間解体)”
またまた出ました!Kraftwerkの登場です。彼らの中でも国内盤が出て、丁度、テクノポップの興隆ともマッチしてた邦題「人間解体」こと”The Man Machine”です。彼らの単独アルバムとしては7枚目のアルバムになります。バイオグラフィーは以前に書いておりますので、そちらを参考にしてください。この時のメンバーはFlorian Schneider (Vo, Electronics), Ralf Hütter (Vo, Electronics). Karl Bartos (Electronic Perc), Wolfgang Flür (Electronic Perc)と言う最強の布陣です。また録音は彼らのスタジオKlangkling Studioで行われています。この作品には彼らの代表曲”The Model”や”The Robots”も含まれており、特に、前者はヒカシューやBig Black, Snakefingerらによってもカバーされていますので、そちらで知った方もいるかと思います。彼らはアルバムの制作に何年もかけることは、よく知られていますが、多分、一つの主題となるメロディを練りに練って作っていき、アレンジも凝りに凝っていきながらも更に単純化しているからでは想像します(この時間の掛け方に嫌気がさしたKarl Bartosは後に脱退します)。それで本作ですが、全6曲、珠玉のシンセによるポップミュージックが収められています。平沢某が言うには「プログレとしては最低、テクノとしては最高」と言ってますが、その通りだと思います。Kraftwerkの音楽って一見誰でもできそうな位、単純なメロディなのですが、それを一曲にするまでには、相当時間を使って、音色などの設定なとも含めたアレンジを試行錯誤しているのでは?と想像します。それにしても本作のコンセプトは凄いですね。ジャケ写も「ロシア・アヴァンギャルドで決まってます!この作品毎に明確なコンセプトを切り替えて、練り込んだ曲を作るスタイルは、唯一無比ですね。そんな彼らの音楽を、今一度聴きなおしてはどうですか?因みに、首謀者の1人であるFlorian Schneiderは2020年4月21(日)に癌で亡くなっています。
A1 “The Robots” (6:12)
A2 “Spacelab” (5:52)
A3 “Metropolis” (6:01)
B1 “The Model” (3:36)
B2 “Neon Lights” (8:52)
B3 “The Man·Machine” (5:31)
https://youtu.be/wl-eVipq5cE?si=Xq8aBWrhhy--fa6p
[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLRp2a3r7tvpd3NpB_CwUbOoLxRgY4CwHh&si=Ge-2RwqtvZ4GgoC3
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