Depeche Mode “Black Celebration”

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今や推しに押されぬ国際的に人気がありますが、何故か日本ではそれ程評価されていないDepeche Modeの単独スタジオアルバムとしては5枚目に当たる作品”Black Celebration”の登場です。この時期のメンバーはAndrew Fletcher, Dave Gahan, Martin L. Gore及びAlan Wilderの4人です。バイオグラフィーは以前に書きましたので、省略しますが、本作品や次のアルバム”Music For The Masses”辺りで、段々と世界的な評価をされるようになってきたと言われています。確かに、単なる(アイドル)シンセ・バンドからは脱却し、メローな曲調やエレピも使用した、極上のポップ・ミュージックに昇華されています。時に聞こえるドラムはAlanが叩いているのか?それともLinn Drumを使っているのか?は分かりませんが、ドラムマシンのビート感もタイトになっており、何よりも、Martinの作曲能力とDaveの歌唱力から独自の翳りのある曲調が完成形に近づいており、聴けば一発で分かる音楽になっています。また、歌詞も10代の頃に感じる絶望感と関係しており、その意味で一皮剥けたと言って良いでしょう。音の面でも、その翳りのある音はAlanによるモノらしいです。恐らく、彼等は単なるシンセ・バンド(インダストリアル・ポップ・バンド)であり続けることに飽きたのでは?と推測します。この作品はファンの間でも余り評価されてはいないようですが、エレ・ポップとかどうかを別にして聴き直してみると、一級品のポップ・ミュージックとして聴取することが可能ですね。そんな彼等のポップ・ミュージックをどうぞお聴き下さい♪

A1 “Black Celebration”
A2 “Fly On The Windscreen - Final”
A3 “A Question Of Lust”
A4 “Sometimes”
A5 “It Doesn't Matter Two”
B1 “A Question Of Time”
B2 “Stripped”
B3 “Here Is The House”
B4 “World Full Of Nothing”
B5 “Dressed In Black”
B6 “New Dress”

B5 “Dressed In Black”
https://youtu.be/b4LxelkqUnk?si=tKfkj4HGIr5iJwXm

[full album & α]
https://youtube.com/playlist?list=PLx3yLVvQp0FE5LtDWDzxjKeS2ghd0WJ86&si=aHwo9C8xVjqxmJTu

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