Heldon “Interface”

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またまた来ました、フランスの電子音楽のカリスマ・バンドHeldonの6枚目のアルバム”Interface”です。もういい加減にしなさい!と言われても、好きなモノは好きだから、仕方ないです。この作品の次に名作”Stand By”がリリースされるのですが、本作品もそれに劣らず凄いです。もうバイオグラフィーは無しです。漸く手に入れたブツです。気色悪いジャケに包まれての本アルバムは、兎に角、Moogシンセによるシークエンスとそれに同期する複雑なドラミングが中心になって曲が作られており、また、ギターや上物のシンセもビシッと決まっています。また、最早ベースも要らないかように、Moogのベース・シンセも大々的に使われています。この時のメンツはRichard Pinhas (Moog Synth, G), François Auger (Dr, Perc, Synth), Patrick Gauthier (Moog base, Mini-Moog)で、一曲だけ(A-4: “Bal-A-Fou”)、Didier Batardがベースで参加しています。シークエンスってやっぱりクセが出ますね。ここでは、技術的な面もあるとはいえ、それ程複雑なシークエンスは組んではいませんが、例えば、DAFのそれとはやっぱり違う訳で、たかがシークエンス、されどシークエンスですね。それにしてもFrançoisのドラミングは凄いですね。特にB 面全部を占めるタイトル曲”Interface”は聴きどころ満載ですが。最早、「音の永久機関」ですね。最後の最後にちょっとした仕掛けがありますが、ネタバレしそうなので、今は秘密にしておこうと思います。こう言う音楽は爆音で聴きたいものです。どうですか?皆さん!

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nC5J11N59_PVuYFT02VDnlp1HirgqcYbU

#Heldon #Interface #Cobra #RichardPinhas #FrançoisAuger #PatrickGauthier #Moog #Synthesizer #Sequence

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    Dr K2

    2022/03/29 - 編集済み

    聴いて頂いて有難う御座います。フランスの昔からあるバンドで、今でも形を変えてやっています。楽しんで頂けたら幸いです。

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