Ferial Confine “The Full Use of Nothing”

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音響派ドローン・ノイズの第一人者でもある英国人アーティストAndrew Chalkのソロノイズ・ユニットがFerial Confineです。このアルバム「無の最大活用」は、1985年に彼のプライベートでリリースされていますが、Ferial Confineでのファーストアルバムは、何と❗️あのBroken Flagからリリースされていることもあっで、パワー・エレクトロニクスと勘違いされていたとか。それで、セカンドアルバムがこの作品ですが、本品は米国のレーベルFusetronがLPとして1999年にリイシューしたモノで、その後も日本のSiren Recordsが2013年にCDでリイシューしています。CDではDenis Blackhamによるリマスターリングがされています。これは、彼が1984-1985年にかけて録音した作品なのですが、初め聴き直した時には、キィーキィーと鳴る,物音系の不思議なコンクレート作品だなあと思っていたのですが,「おや?何か聴いた事あるなあ」と思って、気が付きました❗️「これはさっき聴いてたTNB with Ferial Confine “Final Recordings”ではないか❗️」と。そうかぁ、TNBの元ネタはこの作品だったと言うか,殆どパクリに近いんじやないですか?と思った訳です。まあ1980年中頃だとそう言う活用法もあるのかなとも思いました。無(=ノイズ)を最大限に活用したのが、この作品ではなく、TNBの”Final Recordings”であったと言うオチでした。しかし、そうして聴くと、ラウドなノイズと音響系ノイズの境界は意外と不明瞭で、聴き手の勝手な思い込みで,こんなに変わるのか?とも思い、先入観はやはりいけないなと自戒させられました。しかし,全く同じと言うことではなくて、B面最後の曲では哀愁のピアノの調べが、この作品では明瞭に聴くことができます。そんなFerial Confineの作品をTNBと聴き比べてみませんか?

https://youtu.be/N8pBtqd9Huw

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