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BGM “Back Ground Music”
今回はYMOの”BGM”繋がりで、東京の白石隆之さんが1980年頃やっていた実験ロックバンド(?)BGMの登場です。BGMは当時、高校生であった白石隆之さん(G, Vo, Synth)が、同級生の川島ひろのぶさん(B, G)や、その友人のKenichi Ebisawaさん(Dr)とSyuichi Hashimotoさん(Synth)に声をかけて、自身の音楽を具現化する為に、作ったバンド(でっち上げバンド)で、その音源は、大阪のレーベルであり、阿木譲氏がプロデュースしていたVanity Recordsからアルバムとして1980年にリリースされました。それが本作品”Back Ground Music”で、YMOよりも早い時期です。「バンドもどき」と言ったのは、BGMは白石さんが自分の音楽をやる為に身近な人物をレコーディング目的で集めただけであり、継続的な集団ではなかったからです。なので、白石さんのBGM名義は本作品だけです。先程,東京の高校生と言いましたが、白石さんがVanity Recに送ったカセットテープを阿木氏が気に入って、大阪まで録音に来いとのことで、4人は新幹線で大阪まで行き、厳しい阿木氏のプロデュースとタイトなスケジュールの中で、一日で録音を何とか済ませたそうです。白石さんもVanity Rec/Rock Magazineのスタッフも、このアルバムをサティーの「家具の音楽」のロック的解釈との認識であったようですが、私は単純に反復するベースやドラムに弱々しいシンセやギターが絡むと言う一種のミニマルな音楽と考えており、ただただ,簡素だけど,カッコいいと思っていました。多分,この作品の何曲かは、当時、阿木氏がDJをやっていたラジオ番組で聴いたのが最初だったと思います。個人的には、本作品を聴いてから、ドラムを入れたバンドに憧れたものです。それで、このBGMでの影響で、私は電呪縛をやり始めましたが、直ぐに頓挫してしまいした(笑)。成り立ちやバンド名或いは担当楽器や曲名からして、クールだなぁとその時から思っていました。白石さんは現在,DJなど音楽制作にも関わっており、新作も出ているようです。当時は、謎だらけだったBGMの音楽を聴きますか?まさか❗️(YMOネタ) 因みにメンバーと担当は、Shiraishi Takayuki (G, Vo, Synth), Hashimoto Syuichi (Synth), Ebisawa Kenichi (Drs), Kawashima Harunobu (B, G)でした。
A1 “Mix” (7:02)
A2 “Neo Dancer” (4:34)
A3 “Repeat” (5:00)
A4 “And” (4:41)
B1 “Member Ship Card” (5:02)
B2 “In Put” (5:01)
B3 “Abstract” (1:38)
B4 “Romantic Romance” (4:41)
B5 “Recovery Room” (2:59)
[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLuGAvXrEzoIkCozLPwUkinNsTVlvz-eeE&si=TKwtDTOgk0haRvE8
B2 “In Put” (5:01)
https://youtu.be/6GzB94haKCI?si=32LGkNAzgQ_SHkDF
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