Core “An Area's Era Aria”

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これを知ってるリスナーさんは相当なマニアだと思います。独逸の謎CranioclastのメンバーでもあるChi MojaとSankt KlarioのデュオであるCoreと言うバンドのセカンドアルバムです。なお今回はヘルプにPia Pankokが参加している模様です。ただでさえ、その構成メンバーとか挙動がよく分からない、ある種の匿名性を持ったバンドであるCranioclastの、更に分派なんて,皆んな知らないでしょう?謎が謎を呼ぶアイテムですので、バイオグラフィーを調べようとしましたが、残念ながら、これ以上の情報は得られませんでした(すまん)。それで本作でも、更に進化した/深化したアンビエント・サウンドを片面に1曲づつ配置しています。ただ、最近流行りの電子音によるアンビエントでは無く、フィールド・レコーディングした音を使っての切り貼りと変調によるアナログな音作りが逆に新鮮ですね。寧ろritualな感じすらしますね。それと本家のCranioclastとも共通するのですが,廃棄されたサイロやコンクリートの建造物の写真が豊富に掲載されており、そこに侘び寂びを感じますが、本作品では、本家より簡素で静謐な音作りである為、更に激渋な内容になっています。それこそ、CraniocrastのコアがこのCoreであるかのようです。また、タイトルも何かのアナグラムでしょう。あとナンバリングはしてありませんが、多分、プレス数は少ないと思いますので、気になる方は見つけたら、即ゲットですね。個人的には最近のアンビエントよりも,こちらのアナログな方により「アンビエント」を感じます。そんなアルバムですので、アンビエント好きにはもう一度聴いてほしい一品です。

A “I”
B “II”

本作はYouTubeになかったので、前作“At the End of the Concrete”を貼っておきます。
https://youtu.be/b94MzgNReVE?si=n79HLt7ILdWongZa

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