Ramleh “Grudge For Life”

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実は、このRamlehのアルバムは、当時、付き合いがあったThe Gerogerigegegeの山之内純太郎くんから交換で頂いたものなんです。それで、聴くまでは、典型的パワ・エレだと思っていたのですが、実は、この作品作成の少し前に、Gary MundyはPhilip Bestと組んで、新Ramlehを始めたばかりで、音楽性も大きく変わっており、聴いてビックリした記憶があります。Ramlehのバイオグラフィーは以前に書いてありますので、そちらを参考にして下さい。この時期のRamlehは、初期の典型的パワー・エレクトロニクスのスタイルから、Mundyの志向がガラッと変わって、Skullflowerのようなギター・ノイズになったばかりで、本作品でも、バックはギターとベース(+オルガン)だけで全曲通してやっています。これを通して聴いた時は、文字通りのパワ・エレじゃなくて、がっかりしたのですが、今回、聴き直してみて、そのかっこ良さに気付きました。まるで、ヘビーなロックを聴いているようなリフとサウンドで、そこに、パワ・エレで鍛えたヴォーカルが乗り、ドラムレスの「ハード・ロック」のようです。しかも、リフやメロディまでありますから、それまでのRamlehファンは驚いたと思いますよ。しかしながら、こう言う変遷もあって、今のRamlehがある訳ですし、この前作品辺りでは、既にオルガン演奏によるメロディも含んでいた訳ですので、必然だったのかもしれませんね。皆さんも意外なRamlehのアルバム、聴いてみてください❗️

https://youtu.be/WyZJGZqO1_0

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