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Aroma Di Amore “Koude Oorlog”
これまた「謎物件」です。ベルギーのニューウェーブ・バンドAroma Di Amoreを紹介します。これは、当時、非英語圏のバンドに関心があって、購入したものだと思いますが、今回、その背景なども調べてみました。先ず、彼等の内、コアメンバーと言われているのが、Elvis PeetersことJos Verlooy (Vo), Fred AngstことGerry Vergult (G), Lo Meulenこと本名Lode Vandermeulen (B)の3人で、結成は1982年で、その時には、コアメンバー以外に、Andreas Smits (Organ, Synth)やFrits De Cauter(Sax)も在籍しており、Luc Van CapellenとMiet Van Spittaelと言ったメンバーも極初期には関係していたようです。それで、彼等は結成後、直ぐに、Humo’s Rock Rallyと言うコンテストに参加、ファイナルまで残ります。そして、Antwerpの伝説的ヴェニューDe Muzeでライブ・デビューしてから、40年間もベルギー国内外で活動し、2022年にBrusselsABで最後のライブを行って、その活動を停止しました。その間に、6枚のアルバム、数多くのマキシ・シングルやシングルをリリースし、何百回と言うライブもやってきましたが、毎回、ファンや音楽メディアによって支えられてきています。そして、2018年には、フラマン語とオランダ語の音楽についてのエキビジョン(Lang lebe de muziekとSint-Pietersabdij)で、彼等はその代表として選ばれており、活動停止した2022年には、彼等の1980年代のレコードを全て詰め込んだボックスセット”Zwarte Doos”がリリースされています。資料のフラマン語は良く分からないので、大体の流れは以上のようになります。
それで、今回、紹介するのは、1984年にリリースされたAroma Di Amoreのファースト・アルバム“Koude Oorlog”です。ファースト・アルバムと言っても、ミニアルバムで、A面4曲、B面3曲が収録されています。歌詞は全てフラマン語と思われます。ドラムは生かマシンかはちょっとよく分かりませんが、多分、マシンかな? 曲調は、シンセを多用した、典型的な1980年代初頭のニューウェーブで、比較的ミニマルな流れと吐き捨てるようなヴォーカルが特徴的でしょうか。A1 “Het Gesticht”, A3 “Koning Der Belgen”やB2 “Wir Haben Es Nicht Gewußt”のビート感覚やポップなハーモニカ/オルガンなんかはカッコいいです。A2 “De Schaarmeester”のベース・シンセの使用や多分「ふざけている歌詞」のヴォーカルもいい感じです。逆に、B3 “Een Mens Met Een Mes”のような気怠い陰鬱な曲とサックスのメロディも懐かしいですよね。まあ、こう言った「オモチャ」みたいなニューウェーブって、この時代には流行りましたが、そこにフラマン語を持って来たのが特徴でしょうか?皆さんも気に入るかもしれませんよぉー❗️
https://youtu.be/voMsEC44N8k
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4AD
2023/07/08 - 編集済み3rd LP 持ってます
2作目から、Anything But Records からのリリースですが、このレーベルも要チェックです。
Aimless Diviceなんか良いですよ
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Dr K2
2023/07/08そうなんですね。情報有難うございます。探してみます!
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