ふたつのタワレコ
高島屋大阪店の正面、現在マルイのビルが建つ場所はかつて南街会館という複数の映画館が入った商業ビルでした。 難波の地下には、地下鉄御堂筋線、千日前線、四ツ橋線、近鉄大阪線それぞれを繋ぐように地下街が広がっています。 その地下街の南街会館地階に"タワレコ"がありました(残念ながら地下街の地形も若干変わっていて正確な場所・面影は追えませんが、おそらく現在宝クジ屋さんのある辺りだと思います。当時はまだ無印良品の辺りまで地下街が延びてなかったと思います。)。 当時のace君の音楽情報源は、FMラジオ、雑誌(本屋さんで立ち読み)、そしてレコード屋さんの新譜情報でした。実家近くのレコード屋さん(今は閉じられています)はホントによく通いました。毎回買うわけでもないのに相手をしていただきありがとうございました。 高校生になり世界が広がったace君は、難波から日本橋を中心にウロウロし始めます。日本橋も今のようにメイドさんがいる街ではなく、電気屋さんやオーディオ屋さん等が多くを占める場所でした。そんな中、海賊盤や輸入盤をよく探しに行ったのが"タワレコ"でした。そこは輸入盤のLPとCDが溢れ、海賊版も普通に売られていました。学校をさぼって一日この辺りを徘徊し、夕方下校時刻に合わせて帰宅することもしばしば。本屋さんも旭屋書店となんばブックセンター、なんばCITYから大阪球場(現なんばパークス)へ繋がるところに古書店がいくつかと、お愉しみは尽きることがなかったですね。 懐かしいなぁ〜 偏った知識がどんどん蓄積していった時期です。 その後、進学のため大阪を離れしばらく経った頃、一つのニュースが流れます。 "米タワーレコードが日本進出" ( ゚д゚)...えっ タワレコ、なんばにあるやん! あれタワレコちゃうのん⁈ ちごた(違った)んです。 この"タワレコ"、向こうのタワレコとは関係なかったのです。 ただ、両者揉めることなく「とりあえす名前変えてよ」で手打ちになったようです。 そして、大阪難波のタワレコはリニューアルオープンします。 その名も。"スターレコード" ( ゚д゚) 帰省時に立ち寄ると、お店は看板が変わっただけで特にリニューアルした感はなかったように思います。その後はミレニアムを待たずに閉じられたようです。 本家のタワレコ大阪店は心斎橋にオープンしました。こちら現在なんばの無印良品の上に移転し、心斎橋店跡にはまんだらけが入っています。 レコード屋さんの変遷一つとっても、えらく時の流れを感じてしまいます。そして、やっぱりインターネットって世の中を変えたんだなぁと思いました。世界の距離がドンドン縮まって、「ココはココ、アッチはアッチ」が通用しなくなってしまったんですね。ちょうど世の中がそう感じ始めた頃の出来事の一つだと思います。 今の若い人は何でもすぐに手が届く距離にあって羨ましいなぁと思う反面、そこそこ距離がある方が楽しいことだってあるんだよ、と強がってしまうノスタルジック・ハートなace親父なのでした。 #思い出
negrita
2018/06/30もしやスターレコードで購入ですか(笑)!?
さすがTSPというべきかオーディエンス録音とはいえよい音!
やっぱりレインソングなんだよなぁ~✴️
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ace
2018/06/30 - 編集済みごめんなさい、タワーレコードの頃かもしれません😅
😆やっぱりレインソングでしたか!😊私はイン・マイ・タイム・オブ・ダイイング👼✨
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