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- 「オークニーの沿岸砲台(Orkney Coast Batteries 1914-1956)」(Jeff Dorman著)
「オークニーの沿岸砲台(Orkney Coast Batteries 1914-1956)」(Jeff Dorman著)
世界中に、私みたいな人がいるんだなぁ、と思わされる本。
英国本土の最北端、そこからさらに北の沖合に浮かぶオークニー諸島。
英海軍は、その島々に囲まれた天然の泊地、スカパ・フローを軍港(泊地)にして大西洋における英海軍の一大拠点にしましたが、そうなると、当然ながら軍港を守るのため、島中に砲台を築いて全島を要塞化し、海から迫る敵に対する防御を固めたのです。
こうした砲台は航空戦の時代には全く役に立たないものとなり、戦後すぐに放棄されて、備砲は撤去されてコンクリートやレンガの遺構だけが虚しく残ることになります。
その遺構を、すべて調査してまとめたのがこの本の著者。
地元の人なんでしょうかね。
会ってみたいものです。
自由研究をまとめて自費出版したような手作り感のある資料です。手書きの図と、自分で撮ったスチール写真に、いかにもタイプライターで売ったかのような本文がアジがあってよい感じw
2000年に現地に行ったときに、現地(島の中心、カークウォール町)の本屋で購入しました。
たったの5ポンドでしたが、元は取れたのでしょうかね。(※奥さんに「あんた、こんなのお金出して買う人いないわよ!」って言われて、しぶしぶ低価格の値を付けて売り出したんだと思うw)
tomonakaazu
2024/12/09 - 編集済みなかなか気合の入った自費出版ですね。
Batteriesというのが「砲列, 砲台」という意味だと、今まで知りませんでした。
細かく岩の配置まで描かれた地図とか、砲台の詳細図(断面図?)など、図版も相当たくさん準備され。
想像するに、当時このBatteriesを管理していた人か、その弟とか息子とか軍を退役したのちに暇ができたので、熱意をこめて作った本で、売り上げは一切期待していないと思われます。。
いつごろ発行されたのでしょう?
、、と思いつつこちらのセカンドハンド本屋のサイトを見たら、買われた値段とくらべて 15倍の額で売られていますよ〜!
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T. S
2024/12/09なぬー❗️5ポンドの本が74ポンドに‼️笑
超レアな自費出版本で、じつはその筋では貴重な記録扱いなんですかね。(そう言われれば、そんな気もします)
(※よく、中古本サイトで検索されましたね笑)
書いたのはどんな人か知りませんが、私みたいな奇特な市井の自称史家なのかもしれません。フィールドワークで情報を集め、それをまとめてますね。私も国内の要塞跡はだいぶフィールドワークで調査しました。(のホームページが昔あったんですけど、ほっといたらサービス終了で無くなっちゃいました…)
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オマハルゲ
2024/12/09 - 編集済みこういった遺構の海上版が「シーランド公国」になったわけですね。
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T. S
2024/12/09あ、まさにそうですね👆
あれは海上要塞の跡です。対空陣地ですかね?
私もあそこに土地を持ってます。
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オマハルゲ
2024/12/10シーランド公国民発見🫡❗
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T. S
2024/12/10 - 編集済み国民ではなく領主の1人です👆
爵位もあります🫅
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