禁断の1/72フィギュアの世界(その5)塗装+工作編③の巻
さて、最近はまた仕事も忙しくなって平日の夜も工作が進みませんので、週末になって久々にホビーのお時間です。 その間、道具を少し買いました。 まずは面相筆。 aceさんの日記にて紹介されていた「神ふで」というのに刺激され、同じのを買おうと思ったのですが、1本がセンエンくらいの高級品。うーん、、、 ところが、amazonでまず出てきたのが「120本でセンエン」のもの、、、もう使い捨てレベルですね。そして、各サイズ10本くらいセットで900円、というのがあったので、、、悩んだ挙句にそれを買ってみました。 それと一緒に、ちょうど在庫が切れていたので使い捨てパレットも。こういうのがあると結構便利です。 ・・・ということで、本日、土曜日の朝からチマチマと地獄作業の開始ですw まずは軍服の影、シェイドの部分を入れていきます。 1/72サイズなので、結局は「適当」になっちゃいます(笑) ぽく見えればいいのです。 ちなみに冒頭の筆ですが、軸が太くてなかなか持ちやすいです。 しかし、各サイズを使い分けるかと思いきや、出したり入れたり面倒くさいので、本日は「下から3番目に細いやつ」の1本で全部やりきります。。。 さて今回参考にするのはこちら。 ベルト、弾帯、馬具、ホルスター、ゲートル、靴、士官はブーツ、、、塗料も、レザー・ブラウンだとかキャバルリー・ブラウンだとか、チョコレート・ブラウンだとかタダのブラウンだとか…、感覚で混ぜながらコントラストを付けながら塗るもんですから、もう何が何やら分かりませんが(笑)、それっぽく塗っていきます。 先日の「白馬に革ベルトを塗装」の地獄工程に比べると、本日の装具の塗装は楽でしたw みな同系色なのでそんなに気を遣わずとも。。。 そしてワンポイントになるのはコレ、水筒です。 資料本を見ると、WW1当時の英兵はスエード調(のように見える)の青い水筒をぶら下げています。 青にタンを混ぜ、色調を落として塗ります。 ワンポイントになりますね。 このあと、ブラウンで水筒の革ベルトを細か~く描きこんでいきます。 サーベルを持つ士官と兵、刃の部分だけはタミヤエナメルです。 次の細工は、連隊騎手の旗竿です。 こういうのって先端に何か付いていますよね。なので、ただの金属棒だと感じが出ませんから、瞬間接着剤と硬化剤を使って「玉」を付けます。少しずつ接着剤を盛り上げて丸く仕上げていきます。 そして、最後の難関の「連隊旗」。。。 前回もいろいろ書きましたが、結局、スコッツ・グレイ博物館が刊行している連隊小史の冊子からスキャンして取ることにしました。 ページをスキャンして、旗竿に付けられるように裏表を継ぐなど画像を加工、いろいろなサイズで印刷してみます。 実は、、、この旗は「現代」のもので、WW1当時のモノではありません。 この旗には連隊の戦歴が刺繍されているんですが、現代の旗なので『GULF 1991』(湾岸戦争)まで入っちゃってますw 実はまだ当時のデザインが調べきれず、とりあえずこれを付けておくことに。。。判ったらあとで入れ替えますm(__) 印刷した紙から切り出して、旗竿に仮に当てがってみます。 サイズはバッチリですね。 では、ノリで張り付けて、、、旗の周りをフサフサな感じにハサミでチクチク切れ目をいれ、、、風になびいた感じに曲げていきます。 なかなか良さそうな感じになりました。 それっぽいですネ。 塗装もすべて終わってますので、旗を持たせたところで4騎とも水性つや消しクリアーのスプレーをかけてコーティングします。 ・・・ということで、塗装と最後の旗の細工の工程はすべて完成。(乾燥待ち) こんな感じのミニ・ジオラマ(※シェパード・ペインの「How to Build Dioramas」で育った世代的には、どうしても”ビネット”とか呼べません、、、さらにはダイオラマというのにも大いなる抵抗が・笑)にしたら良さそうだな、と乾燥を待ちながら妄想中です。 完成品はこちらに展示しました。 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/items/318 1/72フィギュア “第2竜騎兵スコッツ・グレイ連隊”(2nd Dragoon Scots Greys) | MUUSEO(ミューゼオ) https://muuseo.com/miniature-models-bottles/items/318 T. S #スコッツグレイ #1/72 #ナナニィフィギュア会 #Muuseo模型倶楽部
toysoldier
2020/06/21地獄からの生還おめでとうございます。
素晴らしいですね!
HAT社に画像投稿していただきたいレベルですよ!
顔の部分の陰影も、意図して塗られたのでしょうか??
頬の部分がリアルな影の出かたをしていたもので…
しかもサーベルから旗から改造まで…恐れ入りました。。
次のラクダ部隊は地獄ではなく安らかなる極楽の境地に達することを祈ります(笑)
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T. S
2020/06/21死の谷から抜け出しました。。。
いちおう顔も陰影を少し付けたのですが、いっかい仕上げたのに、後工程でうっかりユニフォーム色を付けちゃって塗りなおしたりで、、、結局適当ですw PC画面でアップでは見ないでください<(_ _)> せめてスマホにて。。。
サーベルの改造は我ながらうまく行ったなと自己満足してます。
ラクダですが、「部隊」は勘弁してください(笑) 1騎だけの予定です。。。
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toysoldier
2020/06/21T.S様
なるほど。
ですが、とてもリアルな感じに仕上がってますね。塗り慣れている方はやはり違うんだなと改めて感じました。
このスケールで改造される方は、もはやコアな1/72ファンですよ(笑)
是非今後もコレクション増えていけばな、と思います。
失礼しました!(笑)
ラクダ1騎でも既にメタルの雰囲気でかっこいいですね。とても楽しみです!
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T. S
2020/06/21ありがとうございます。
ホントにこのサイズはキビシイですw 特に「白馬」はこのサイズだと鬼門です(笑)
ナナニ―の会、会員番号No.2で是非入会させてください<(_ _)>
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toysoldier
2020/06/21T.S様
小さいので難易度は高いですよね。
海外の方だと何千体と塗ってたりするのですが、根気なんですかね。
是非是非!
NO.2なんて言わずに、素晴らしい作品を作って宣伝される宣伝部長として先陣切って頂きたいです(笑)
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