横山光輝  【宇宙警備隊】

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【宇宙警備隊】

ガガーリンが宇宙船から「地球は青かった」という台詞からかなりの年月が経ち、人類は色んな目的で自由に宇宙を飛び回れる様になった。 観光もあれば平和利用もあるが、当然悪企み目的もあるだろう。

その広大な宇宙をパトロールし、ある時は救助、ある時は謎の敵と戦う巨大な組織【宇宙警備隊】の活躍を描く。

≪第1話≫・・・宇宙にはびこり、有りとあらゆる手段で悪事を働く【宇宙ギャング】編

≪第2話≫・・・ある日科学者が高性能天体望遠鏡で驚く事実を発見。 太陽が僅かづつではあるが巨大化しつつあり、このままいけば95日後には、地球の表面温度が200℃になり、その後は以前の様に戻るという計算に。  地球の運命をかけ、首脳陣が宇宙警備隊に与えた命令とは!? 【最期の日】編

この第2話は面白く、考えさせられた♪ 

名作忍者漫画【伊賀の影丸】の”若葉城”編を終え、次の”由比正雪”編が始まる間に描かれた作品(画風もその頃のもの)。

昭和36から1年間に少年サンデー連載された作品なので、古さは否めないものの、横山光輝特有の、簡潔ながらも一切の無駄のないスピーディーな展開が味わえる。 完全復刻版。

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    fanta

    2025/03/02 - 編集済み

    地球防衛軍…
    なんて言葉が今ささやかれてる中で、
    古びない…この横山作品の世界なのでしょうね😁

    次は月や火星へ♪
    不毛なそこを第二の地球へ、、
    その前に、いまの地球環境をなんとかしなさいよ💧
    という話でしょうが😅
    宇宙へ出れば、母なる地球への感謝を知るようになる人類なんだろか。。。

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      8823hayabusa

      2025/03/02

      fanta 様

      昭和の終わり頃、横山光輝先生自身が「鉄人とかは現代の子供らには通じない。今や子供もSFの科学的根拠とかに詳しくて」みたいな事を語られていました。

      まあ、昭和30年代半ば、宇宙という未知の世界に『こうなったら面白いだろうな』と、少年少女に夢を見せてくれた先生の功績は大きいですね♪

      横山光輝=巨大ロボット・忍者なイメージですが、地球人同士の醜い争いから、母なる大地の地球への感謝を忘れている事への警鐘を鳴らす作品もありまして。 問題作【マーズ】などはその最も足るもので、ラストは衝撃的です💦

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