Blog Cats-10Abi君 パステルカラーの住人

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2014年の4月頃の作品だと思う。10年以上経過しているので今ご存命でもかなりのお年になる。
この当時はまだ少し成猫とは言えない雰囲気を醸していた。
美猫である。
優男だけど、それなりの辛酸をなめてたどり着いた家に今はしっくり馴染んでいる。
飼い主さんの写真には特有のセピアカラーがあって、事物を被写体にするときほとんどそのカラーの中にイメージを溶け込ませていて、感性が突出している。
個性的である。

止まっている写真に動きを感じるのは白が白でないところからくる陰影のずれのようなものが見る方に伝わるのと、Abi君の動きの特性に感性がよく合っているのかも知れない。

パステル調の家具の選択とその色調ににあったシンプルで細身のAbi君の雰囲気が溶け込んでいて
実に優美。

円形の猫のはいるネストから顔を出して寝ている写真があって、それを見て一度はデッサンを終えたけれど、迷った末に立ち上がっている写真を選んだ。
猫をブログで見て回るとその60%以上が寝ている。
寝ている猫は瞳を閉じている女性を描くのと同じで、簡単に没個性的になる。

色調をあまり重くしたくなかったのでちょっとできあがりに薄くパステルカラーでフィルタリングした。

原画も小さい 680×1000Pix 2.67MB tif
 muiseoも確か1000pixまではOKでそれ以上だとそこまで圧縮されるらしいから原画そのままの展示。350dpi pngファイル
 

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