024 白から黒へ

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美術系の予備校時代の授業で本当に、一番最初にやった課題。鉛筆の正しい削り方(カッターを使って)から教わり、画用紙に縦並びに四角を描いて白から真っ黒へと明度の変化を描いていった。これは鉛筆のみで物を描く時の基礎の基礎だ。外国はどうかはしらないが鉛筆デッサンは明度のみで静物画や人物を描くからだ。
当時は知らないことばかりで真新しさもあり退屈ではなかったが…慣れるとデッサンの授業はひたすら苦痛だった(笑)
授業中に意味も無く外出したり散歩したりと全く集中できない…。そんな私だが今でも予備校にはちょくちょく顔をだしたりする。そこの校長が色々と博識だからだ。
アングラ本や奇書怪書などの情報を知りたいときはまず、その人に話を聞きに行くくらいだ。
ただ、最近は美術系の大学に進学する学生も減りつつあると聞くしそもそも予備校に通う人も減っていると聞いている。なくならないと良いのだけど。

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