Merzbow “Chant”

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ノイズミュージックをちょっとでも知っている人から一度は聞いたことのあるのが、日本の、いや世界的なノイズミュージックのオリジネーター秋田昌美=Merzbowである。もう何枚の作品出しているのかが把握出来ないだけではなく、そのノイズミュージックの方向性も多岐に渡る。アコースティックな楽器/非楽器のアッセンブラージュから成る初期、チープエレクトロニクスで爆音を放射した中期、ラップトップでのデジタルノイズ、そして近年のデジ・アナ混合のレイヤーを重ねていくハーシュノイズ。その中でも、私が個人的に凄く影響を受けたのが、初期〜中期(1985年)エレクトロ・アコースティックなアプローチで、ループやテープ加工や電磁音などから成る本作品である。宅録だからこそ可能であった混沌としたノイズミュージックだ。丁度、メールアートに関わっていた頃に聴いたのが,私のMerzbowの初期体験だった。本作はカセット音源をアナログLPで再発したものだが、それでもその良質なノイズにはヤラレたよ。しかしこれ、”Chant”ってタイトルが記載されてるが,ジャケは”Chant 2”なんですよ。どちらが正しいのでしようか?

A “Part 1”
B “Part 2”

https://youtu.be/4SQkGajhEzA?si=dSS-Uo0_0SL2XDiB

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