Friction “軋轢”

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Frictionを初めて聴いたのは”東京ロッカーズ”と言うオムニバムでしたが、どうにもFrictIonだけは何かが違っているように感じました。黄金期のFriction初のメジャー移籍後に出されたファーストアルバムが、この「軋轢」です。この時はVo/BのReck、Gのツネマツ・マサトシとDrのチコ・ヒゲのトリオ。この内、Reckとチコ・ヒゲはこの前にNYに渡米し、当時勃興していた”No New York”バンドを体験しています。その為か、曲は普通の3コードのパンクではなく、寧ろNo New York勢のそれに近いと思われます。Reckのブロークン・イングリッシュ的な歌詞もその影響なのでしょうか?それから、当時から「教授」と呼ばれていた坂本龍一氏がプロデュースしています(メンバーは気に入らなかったらしい)が、fatなベースや硬いドラムやギターの音からは坂本龍一氏はダブ的な音にしようと目論んだのではないか?と想像します。 これも勿論、日本盤だったので速攻で近所のレコード店で買って、盤が擦り切れる程聴いた名作です。

A1 “A-Gas”
A2 “Automatic Fru.”
A3 “I Can Tell”
A4 “100 Nen”
A5 “Crazy Dream”
B1 “Cycle Dance”
B2’”Cool Fool”
B3 “No Thrill”
B4’”Big-S”
B5’”Out”

[full album]
https://youtu.be/CCiVZYQpJr0?si=dJgIuutuVNzOwX7f

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