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Bastard Noise “Self Righteous Suicide” / Bizarre X “…ETHIK?”
米国のVigan Straight-Edge Noise Bandで、Eric Wood率いる(?)Bastard Noiseと独逸Grind Core Band のBizarre Xのスプリット12㌅ミニ・アルバムがこちらになります。Bastard Noiseについては、前回述べたように、グラインド・コア・バンドMan Is The Bastsrdから派生して、その主要メンバーであったEric Woodが始めたノイズユニットとなって、現在に至る訳です。今回もEricがelectronicsとVoでのソロユニットとしての参加になっています。一方、Bizarre Xは、1992~2019年までアクティブであったBert Sergon (B, Vo)とJens (Drs, Vo)による独逸のグラインド・コア・バンドで、ドラムのJensが2019年に他界しており、それで活動停止になった模様。
それで、本作品について紹介したいと思います。先述した通り、Bastard NoiseはVoスタイルこそグラインド・コア系ですが、バックは奇妙で独特な電子音の渦です。恐らくアナログ・オシレーターだと思うのですが、ヴォーカルの迫力と相まって、凄い説得力です。全体にリバーブ処理が施されている為か、音の空間性が冴えており、その分、低音の処理が効果的です。その中をEricのVoが地獄から聞こえてきて、闇を切り裂くが如しです。また電子音の使い方も格段に説得力があります。一方、Bizarre Xですが、こちらはある意味、典型的グランド・コアと言っても良いのではないでしょうか(と言える程、私はこの分野については詳しくはないです。すまん!)。しかし、曲は中々カッコいいです。音的にも、ごっしゃにならず、分離も程々に良く、丁寧に録音されていますね。なお、10曲目の”World Under My Fingernail”はあの欧州初のグランドコア・バンドFear of Godのカバーのようです。やはり、Bizarre Xにとっても、グランド・コア界のカリスマBastard Noiseとのスプリット盤は特別なものだったのでしょうか? そんなことも妄想させてくれるスプリット・ミニ・アルバムです。気になったリスナーさんは是非とも聴いて下さい❗️
◼️Side A: Bastard Noise
A1 “Simulated Kindness”
A2 “Her Milk Is Not Yours Asshole”
A3 “The Holocaust No One Cares About”
A4 “Earth Without Man”
◼️Side B: Bizarre X
B1 “Oldschool”
B2 “Dead / Alive”
B3 “Tagwerk”
B4 “Kill The Pain”
B5 “Reinkarnation”
B6 “Harte Zeiten”
B7 “Ethik?”
B8 “Picknick Mit Toten”
B9!”Six Feet Under”
B10 “World Under My Fingernail”
B11 “Arbeit”
Bastard Noise “Self Righteous Suicide”
https://youtu.be/PnQMDvxuCaY?si=t5inAPhpT1Oz0q3J
Bizarre X “…ETHIK?
https://youtu.be/mbxhPt5ABgg?si=DV0pqDDp7wqhb0s0
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