Matador “Stop! In The Name Of Love”

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久々に出ました!Post Punkと言うかNeue Deutsche Welle (NDW)と言うか、Maralia!のメンバーが、新たに組んだバンドが、このMatador (「マタドール」と発音?)です。メンバーはBeate Bartel, Manon P. Duursma, Gudrun Gutの3人、Beate Bartei以外はMaralia!のメンバーでした。彼女らのバイオグラフィーは大体、前回に書きましたので、ここでは省略させて頂きますが、ちょっとだけ補足を。このバンドは、1984年にはプロモ用作品を作製してましたが、実際に活動するのは、確認できる範囲では1987年頃で、ちょっとタイムラグがあります。
それで、本作品ですが、タイトル曲は米国のモータウンサウンドのガールズ・グループThe Supremesの曲のカバーです。また元のカバー曲では、ギターで、Alexander Hacke (Einstrutzende Neubauten)及びBlackyが参加。またリミキサーは、Voov(本名Christian Graupner)のヴァージョン(Oh Oh Boom Mix)とテクノ/EBMバンドKMFDMの創設メンバーでもあり、通称Pigでも知られるRaymond Wattsによるヴァージョン(Garlic Mix)とが収められています。こうなると、Matador云々ではないようにも思えますが、Voovのヴァージョンでは四つ打ちで、丹精なベースラインから成るシークエンスを中心に、Matadorのウィスパー・ヴォーカルをサンプリングなどをまぶした構成になっています。後、Voovサイドには”Sun”のインスト曲も収録されています。一方、Raymond Wattsのヴァージョンでは、リズムは四つ打ちではなく、どちらと言うとドラムマシンのタムを多用したリズム構成で、それに特徴的なヴォーカルのサンプリングやレコードのスクラッチ音などから成る、ややトロピカルな曲に仕上がっています。どちらも面白いので、興味のある方はどうぞ(ダンスミュージックですが)❗️

Matadorによる元曲のカバー。
https://youtu.be/GDk8_IauipE

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