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Zodiac “Disco Alliance (Диско альянс,)”
これも、謎盤❗️ロシアのディスコ・ミュージック・グループZodiac。何で買ったか全く覚えていない(人は歳をとると忘れるのか?)。取り敢えず、バイオグラフィーを。Zodiacは、キーボード奏者のLūsēns Lūsēnsが中心になって 、ラトビア(当時は旧ソ連の一部であった)のRigaで1980年代に結成されたスペース・ディスコ・バンドで、当時、仏のSpaceに対するソ連からの回答として登場し、旧ソ連国内では結構、人気があったようです。Latvian State Conservatory (現在のJāzeps Vītols Latvian Academy of Music)で作曲を学んでいたLūānis Lūsēnsが、他の学部の学生を選んで結成したのが、このZodiacとされています(作品によってメンバーが異なる)。この作品の時のメンバーは、Ainārs Ašmanis (B), Andris Reinis (Drs), Andris Sīlis (G), Zane Grīva (Piano, ARP Synth, Vo). Jānis Lūsēns (ARP Synth, Celesta)の5人組です。本作品は彼等のファースト・アルバムで、5人がまだ学生だったので、独占レーベルMelodiyaから、1980年にリリースされていますが、アルバムはメンバーの父親Aleksandra Grīvaが管理していました。当時としてはシンセの思いも寄らない使い方をした音楽を演奏しており、どちらかと言うとユーロ・ディスコに通じるものがありました。その2年後、モスクワの「星の街」での宇宙飛行士と会う機会があり、そのことに発想を得て、宇宙旅行に関する物語として、セカンドアルバム”Music in the Universe (Russian: Музыка во Вселенной)”をリリースしていますが、よりロック色が強いアルバムになっています(私は未聴)。その後、ロシアの監督Viktor Vlasov作映画のサントラを作ったり、1989年にはJānis Lūsēnsだけで、Jean Michel Jarreのアンビエント作品に影響を受けた作品もリリース。最後のアルバム”Clouds”を1991年にRiTonis (Melodiyaの後身)からリリースしており、”My Favorite Glowers”は、当時のラトビアではヒット曲になっています。ザッと書くとこんな感じです。
それで、本作品”Disco Alliance (Диско альянс,)についてですが、流石に旧ソ連の1980年作なので、多少古臭い感じは否めませんが、この時期に、旧ソ連でARPシンセを数台持っていたことが、最も驚きました。また全曲インストですが、それ程、変なシンセの使い方はしていません。しかしながら、懐メロ的には良いです。懐かしいと言うか、あったあったこう言う音楽と言う感じです。こんな音楽があったら、ロシアも戦争しなかったのになあと思いますが、、、みんなディスコティックに踊りましょ!
https://youtu.be/Zl7nxj39gmE
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