Merzbow “Kibbutz”

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今や轟音ノイズの帝王、Merzbowの極初期の作品 ”Kibbutz”のリイシュー作品です。この時のMerzbowは秋田昌美さん(G, Dr, Effects)と水谷聖さん(Kbd)のデュオで、多分、練習スタジオでの演奏から取られていると思います。録音は1983年7月に(多分エアーで)成されたものです。Merzbowに関してはバイオグラフィーは以前に少し書いていますので、そちらを参考にして下さい。元々はイタリアのADNからカセット作品でリリースされた作品ですが、今回のリイシューもイタリアの浦島(Urashima)からで、ジャケはクリアーで、盤面やラベルも真っ白で、実にそっけない装丁になっています。その素っ気なさの相まって,内容は先に書いたように、実に生々しいライブ録音になっています。当時は,このカセットで、秋田さんがドラム叩けるのを初めて知りました 苦笑)。それよりも凄かったのは、水谷さんの唸るようなノイジーなキーボード(オルガン?シンセ?)の演奏で、それにギターのフィードバック音や、時にトライバルな時にフリーなドラムが絡むと堪らないです。なので、この時期のMerzbowの音を知りたいと思う方は、見つけたら、即ゲットして下さい。

A1 “Untitled” (14:46)
A2 “Untitled” (7:30)
B “Untitled” (21:17)

https://youtu.be/AuJX3jIN248?si=T9K6jmKEnkCu3Pit

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