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Leben Und Arbeiten “s/t”
このバンドLeben Und Arbeiten (レーベン・ウント・アルバイテン; 「生きて働く」の意)も、良く見かけますが、実際に聴いたことが無かったので、海外通販の時に購入しました。良くは知らなかったので、ちょっと調べて見ましたが、殆どの情報は無かったです。1980年代初頭に西ベルリンで結成されたバンドで、メンバーは、KlykeことMike Becker, Matratze, Rumme Beck (Die Ich’sのメンバーでもある), StezelczykことJochen Arbeit (Die Ich’sのメンバーで、後にEinstürzende Neubautenのメンバーとなる)の4人組らしいです。なので、1981年には、Die Ich’sとのスプリット・ライブ・カセット作品”Live Im "Risiko"!”等も出しています。それで、Leben Und Arbeiten単独の作品は、Discogs上では本作しかありません。多分、2〜3年間位しか活動してはいないのではないでしようか?良く分からないです(すまん!)。
それでは、本作品についてですが、先述の4人による作品で、パンク〜No Waveっぽい作品となっています。内容的にはA面3曲/B面2曲となっています。それでは、各曲をご紹介ししていきましょう。
★A1 “Gefühl Nix Gut” (2:23)は、いきなりのスライド奏法の痙攣したGでびっくりさせられますが、その後のドラミングとかでも聴かせてくれますし、Bの音もデカくて迫力満点です!
★A2 “Krank Mann - Krank Frau” (時間不明)は、胡桃割り人形のようなリズムの曲ですが、Voがパンキッシュで、全然可愛くはないです。ヘンテコなアンサンブルがイカしています!
★A3 “Amanita” (4:20)は、地を這うようなBを中心に、段々とDrsやVoが入ってくる曲で、バックのコーラスや控えめなGもブレイクの後は段々と切れ味鋭くなってきます。
★B1 “Der Letzte Mohikaner” (4:20)は、強烈なドラミングと遠吠えVoに、重く茫漠としたBとメタパーが加わり、更にオルガン?アコーディオン?も入ってくるヘビーな曲です。PILのサード・アルバムのようなドラムです!
★B2 “Ein Tag Ist Nicht Genug” (2:36)は、Bのアルペジオから始まり、DrsやGがそれを支え、更にVoとオルガンらしき音も加わる曲ですが、ポスト・プロダクションとして、軽くディレイを掛けたりしています。
まぁ、私もそんなに良いオーディオ機材を持っている訳ではありませんが、これは、爆音でエアーで聴くべき音楽ですよ。とにかく、低音重視のミックスが凄くて、ダブではありませんが、この低音をちゃんと聴かないと、この作品の評価が半減してしまいますね。誰が何を演奏しているか?は分かりませんが、とにかく凄い迫力です。Gなんかも、割と控え目なんですが、A1なんかは、Teenage Jesus & the Jerksっぽく、No Waveからの影響が見られます。このバンドも短命でしたが、出来れば、もう少し続けて欲しかったです!
https://youtu.be/QzgISmasAvI?si=63Nmj76wZMygu5D-
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