Can “Live In Brighton 1975”

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またまたCanです❗️Canのこのライブ・シリーズは本当に最高なので、黄金盤3枚組と言うヴォリュームながら、ついつい買っちゃいますね。今回も、取り敢えず競り落としました。この時のメンバーは、Holger Czukay (B), Michael Karoli (G), Jaki Liebezeit (Drs), Irmin Schmidt (Kbd, Synth)の鉄壁の4人です。タイトル通り、1975年に英国Brightonで、 Vo無しで行われた即興ライブの記録です。キュレーションはSchmidt自身が、そして実際の音源と編集はSchmidtとRené Tinnerが行っています。特に曲名も無いところが潔いですね。また、即興演奏なので、長尺の曲になっており、4人とも弾きまくってますね。全体の印象はロックのイディオムに乗っ取っての即興演奏なので、基本的にビート有りきなんですが、それにも負けず、SchmidtのキーボードやKaroliのギターは素晴らしいリフやメロディを奏でています。それを支えるLiebezeitのドラムとCzukayのベースのコンビネーションが見事です。特に気に入ったのが、B2 “Brighton 75 Drei”とC面 “Brighton 75 Vier”の演奏ですね。特にC面での「終わるかなぁ」ってところから再び蘇って、更なる混沌へと盛り上がるところは感動すら覚えます。またD面 “Brighton 75 Fünf”後半での、LiebezeitのドラムとCzukayのベースによる音圧も凄く、カッコいいです。F面 “Brighton 75 Sieben”では、皆が弾きまくって、段々と崩れていく演奏を何とか持たせるLiebezeitの鬼神のようなドラミングで締めるのも流石ですね。Schmidtのキーボード・プレイも良く聞こえますし。また、最後で、SchmidtのキーボードとKaroliのギターがユニゾンっぽくなるのには、ゾクっとします。このような演奏を即興でやってしまえるCanの底力を見せつけられたような気分です。なので、皆さん、今からでも遅くないので、この3LPsを是非とも聴いてみて下さい‼️損はしませんよ!

https://youtu.be/-ayVlwmr0n4

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