Can “Landed (闇の舞踏会)”

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Can祭りの始まりか!?と言う訳で、今回は独逸プログレ史の重鎮でもあり、現代音楽作曲家Karlheinz Stockhausenのお弟子さん達が結成したバンドCanの7枚目のアルバム”Landed (邦題「闇の舞踏会」)を紹介します。また、私よりも詳しい方はいらっしゃると思いますのが、我慢して下さい。Canのバイオグラフィーについては、以前に書いたので、ここでは割愛させて頂きます。この時期のCanにはダモ鈴木もMalcolm Moonyも在籍しておらず(つまり、Vo不在)、メンバーは、Holger Czukay (B, Vo, Recording), Michael Karoli (G, Vln, Vo), Irmin Schmidt (Kbd, Synth [Alpha 77], Vo), Jake Liebezeit (Perc, Wind Instrument)の4人で、一曲だけOlaf Kübler (Tenor-Sax [B1])が客演しています。なお、Holger CzukayとToby Robinsonがミックスダウンをやっています。変幻自在な曲調で、とにかく、飽きさせないです。個人的には、B2 “Unfinished”の混沌さが好きですが、A1 “Full Moon On The Highway”の疾走感も捨て難いですね。また、A4 “Vernal Equinox”でのスペーシーなシンセとガレージなギターもカッコいいです。ヴォーカルは誰がどの曲でやっているのかは定かではないですが、専属のVoがいないので、ヴォーカルの説得性にはやや欠ける印象はあります。しかし、それを補う程に曲は良く練られているので、聴き応えは充分です。ですので、Canの4人による魅力の詰まった、このアルバムを体験して下さい❗️

A1 “Full Moon On The Highway”
https://youtu.be/4_6co9_sw9o

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lJ6OSsuGvdmmVYxqdMSCNGRGo17mjR59g

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