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サイケデリック戦士/ホークウィンド モーターヘッドのレミーが在籍。
「シルヴァー・マシーン」のヒットで日本でもおなじみの英サイケデリック・スペース・ロック・バンド、1974年リリースの五作目「永劫の宮殿」からのシングル・カット。デイヴ・ブロック、ニック・ターナーの二大巨頭を軸に、この時期のラインナップにはヴァイオリンとキーボードで元ハイ・タイド、サード・イヤー・バンドの名手サイモン・ハウスが参加。そして当然後に「エース・オブ・スペーズ」で大ブレイクのレミー・キルミスターがヴォーカルとベース。シンプルだがキャッチーなメロディーを、ひたすら反復してはトランスに入っていくという、まさにサイケなスペース・ロックとしか言いようのない芸風の佳曲。全裸で踊る女性ダンサーもメンバーもいたし、派手なライトショウなど視覚上のステージ演出は、これも当時のグラム・ロックの範疇で語ることもできそうです。ただし、このシングルが発売されたころには、明らかにかれらの人気にも翳りが。クイーンが既に登場していただけの理由では勿論ありませんが、なんかしらんけれどあの頃は次々に色々な面白いのが出てきましたから。