『スペイスド』 ソフト・マシーンの『カーニヴァル・オブ・ライト』か。

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1,2,5,6,7,などどれも好きなアルバムですが、個人的にベストなのがこの妙なデザインのジャケットによる本盤です。すでにエアーズの姿はなく、ヒューとブライアンの二人のホッパーと、ラトリッジ、ワイアットによる四人編成での1969年録音。ラウンドハウスで行われた「スペイスド」というタイトルのマルチ・メディア・ショウの為に録音した長時間の演奏を編集したテープ・ミュージックです。イベントでは彼らの生演奏はなく、この音楽が流されたためにライブを期待していたファンには不評だったとか。本来のソフト・マシーンの音楽よりも、はるかにチャンス・ミュージック寄りのアプローチです。そして、こういうものを聴くと、やっぱり1966年末の同種のイベントの為に創られた前衛作品で、十数分に及ぶ、「アンソロジー」には収録されなかった、初期ザッパからの影響も指摘される、あの「カーニヴァル・オブ・ライト」の全貌がどうしても気になるのです。ソフト・マシーンのがこうしてリリースされたのだから、ビートルズのも、というわけにはいかないか・・#beatles #softmachine

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