ブルマァク プルーマ スタンダードサイズ 当時物

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『帰ってきたウルトラマン』に初めて登場した侵略宇宙人、ゼラン星人が操る怪獣、プルーマ。
新マンの必殺武器、ウルトラブレスレットを使わせるためだけに出てきた、まさに二つ名の通りの「囮怪獣」で(ゼラン星人はウルトラブレスレットを特殊な装置でコントロールし、新マンを抹殺しようと企んだ)、一見すると地味な感じの怪獣ですが、よく見ると雪蓑を纏ったような姿がなかなか味わい深いデザインです。デザイナーの米谷佳晃氏はオオアルマジロをモチーフにプルーマをデザインしたそうですが、なるほど、確かに後ろ姿はアルマジロの装甲感が良く出ていますね。それでいて前から見ると雪蓑を纏った雪ん子のようなユニークさもあるという、単なる“捨て駒”では勿体ないような、良いデザインの怪獣だと思います。
また、このプルーマはデザイン画の時点では二つ名が「囮怪獣」ではなく「鋼鉄竜(!)」、更に着ぐるみはダストパンに流用されるなど、同じ円谷プロ製作の『ミラーマン』と因縁浅からぬ関係があったことも特筆されます。

ブルマァク当時物のプルーマのソフビ。
怪獣を寸詰まりのフォルムで表現するのが特徴的な原型師の作だと思いますが、プルーマ独特の雪ん子スタイルと相俟って、まるで郷土玩具のような趣を持ったソフビです。ただ、胸のX字状の装飾が省略されてしまったのは残念。

#帰ってきたウルトラマン #ブルマァク #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

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    tanupon

    2020/02/09 - 編集済み

    当時、郷秀樹がゼラン星人の化けた子供と対決するシーンは
    衝撃を受けました。
    アドバルーンを持つプルーマが印象的でした。

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    • B6cf967ebcafa336fe0b5e970ad6d9c2

      dape_man

      2020/02/09

      「悪魔と天使の間に....」は、私の新マンベストエピソードです。11月の傑作群では「怪獣使いと少年」がよく取り上げられますが、「悪魔と天使の間に....」の衝撃度もかなりのものだと思います。

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