ブルマァク オクスター スタンダードサイズ 当時物

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太古の水牛が一頭だけ生き残り、怪獣と化したオクスター。
人気の無い山奥の谷間で、死んでいった仲間の水牛たちの骨を守っているという守り神のような怪獣でしたが、その骨を奪おうとする人間たちを次々に殺害するという、如何にも石堂淑朗脚本らしい、アニミズム的、妖怪譚的なムードが横溢するエピソードでしたね。
そんなエピソードに登場する怪獣に相応しく、オクスターのデザインもかなり特異なもので、背中が巨大な瘤のように盛り上がり、足は前肢のみという異様なフォルムはインパクト大。白っぽい体色と、真っ赤な巨大な二本角のコントラストも印象的でした。
オクスターのデザインは、これが初の怪獣デザインとなる井口昭彦氏。
井口氏といえば『流星人間ゾーン』の恐獣デザインでも有名ですが、このオクスターのデザインは後のジキロに繋がっていくものを感じます。

ブルマァク当時物のオクスターのソフビ。
二本角がやや小さく、着ぐるみでは二つある尻尾が一つしかないのが残念ですが、それでも特異なフォルムの怪獣を迫力ある造形で見事表現していると思います。
ブルマァクのオクスターにはスプレー色がシルバーとゴールドの二種類のタイプがあって、私が所有しているのはゴールドのほうですが、何だか縁起の良い牛の置物みたいで気に入っています(笑)

#帰ってきたウルトラマン #ブルマァク #円谷プロ #怪獣 #ソフビ

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