ラストコンチネント / 山田章博

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2000年6月 日本エディターズ(1986年に東京三世社版から出版されたPART1・2の2冊をまとめたもの)
独特のコントラストの効いた画風と昭和冒険ロマンが見事にマッチしています。

新聞記者・成瀬は、復員後訪れたかつての下宿先で学者の支倉と出会う。そのとき、北極点飛行に旅立ち行方不明となっていた飛行機「白瀬」が無人で伊豆へ流れ着いたと連絡が入り、成瀬は支倉とともに現場へと向かった。謎めいた事件を調べ始める成瀬。一方、支倉の不在中に訪ねてきた桐野が野犬らしきものに襲われ殺された。しかし支倉は桐野に面影はなく……!?
殺された桐野の娘・祥子が支倉を訪れた。父から手紙と古地図を支倉が唱える地球空洞説を証明する情報だった。北極へは行くなと忠告された支倉だったが、地球の内奥深く存在する王国の女とともにその王国へと向かう。一方成瀬もまた北極へ……!?

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