Spark 1/43 ポルシェ 911 GT3 R (Gen.2) #1

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ポルシェ 911 GT3 R (Gen.2) No.1

リカルド・リエツ / フレデリック・マコウィッキ / パトリック・ピレ / ニック・タンディ

2019年ニュルブルクリンク24時間耐久に参戦したポルシェ系最強のチームとも言えるマンタイレーシングの最新型のポルシェ 911 GT3 R、911号車には"Greeno"の愛称が付けられている、マシンカラーのグリーンとイエローを合体させた名前。
前年の2018年に緑の地獄と謳われるニュルブルクリンク24時間にてマンタイレーシングは果敢なバトルを展開し終盤にメルセデスよりトップを奪取、そのまま王者に輝いた、ポルシェ陣営は2連勝をモノにするべく18年型のジェネレーション1を発展させたジェネレーション2を投入しワークスチームのマンタイレーシングを始めフリカデリやファルケン等にも供給していた。
前年、ブラックファルコンのAMGを退け優勝に輝いた912号車は今年は王者の証である1号車となり前年と同様、911号車と共に2連覇を目指しドライバーラインナップも911号車同様にワークスのエースドライバーが揃えられた、しかし911号車は予選で3位を獲得するも1号車は7位とあまり振るわず少しばかり沈んだ位置からのスタートとなった。
長いフォーメーションラップを終えシグナルがブラックアウトした瞬間、1号車は他を圧倒するかの如く好スタートを決めニュル24時間耐久では恒例の1コーナーの大混雑をコースをはみ出しながらもアグレッシブに攻略、一気にAMGとアウディを1台ずつかわしポジションを2つも跳ね上げさせ更に前に行かんと同じポルシェのフリカデリに対してもスタートの混乱を利用してテール・トゥ・ノーズに持ち込む、2周目に入った1コーナーにてこれを更にパスし前年の王者はどんどんポジションを上げていくが緑の地獄はそれを許さず、1号車はタイヤのパンクに見舞われ後退。
その後は911号車と2号車のバトルがクローズアップされ1号車はひっそりと周回を重ねていたがそのペースだけは目を見張るものがあり病み上がりながらも快走を見せる911号車とほぼ同じペースで猛烈な追い上げを見せていたが、惜しくもクラッシュにより戦線を離脱している。

モデルは毎年ニュルに参戦しているマシンに力を入れているスパークであり、リリースはジェネレーション2の中ではかなり遅い方に入る。
マシンの愛称の通り、黄色が基調の911号車に対してこちらの1号車は明るい緑を基調としていて特徴的な矢印の束は911に対して半転色となっていて実にチームカラーらしくまとめられている、911号車では気になるポイントだったホイールのカラーリングもこちらは黒となっておりよりスタート時の仕様に近いものとなっている、こちらも日本には長いこと入荷しておらず、911号車と同じく海外からの直輸入によって入手。

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