- tatsutoy Museum
- 1F Cambrian period
- Jenkinsonia varga
Jenkinsonia varga
カンブリア紀三葉虫の多様性の一つとして「サイズ」が挙げられます。大型の種類も沢山ある中、逆に小型の種もあります。ユタ州Wheeler Formationから産出される本種は成体ですが、わずか4㎜しかありません。また、形状も特徴的で2枚目画像を見ると「砂時計」型です。同じユタ州カンブリア紀三葉虫化石の大半は、(エルラチアなど)「植木鉢」型なので、本種は特徴のある姿です。
Trilobites
2021/08/21 - 編集済み卵型の胸部が見た目が可愛らしく、もう少し大きければ人気種にも成りえたのではと感じます。昔は比較的容易に入手できていた気がしますが、近年は見かけなくなってしまいましたね。高額にならない種類という事で、積極的に市場に出されていない気もしますが、どうなんでしょうね。
tatsutoy
2021/08/22サイズがあまりに小さな化石はキャビネットで「飾る」訳にもいかず、コレクターの収集対象からも外されそうですね。Jenkinsoniaがどれ位の頻度で見つかるかは知らないのですが、現在のプレパレーション技術で綺麗にクリーニングを行えば、もう少し人気が出そうな種類ではあります。