シノワズリの源流がここに ~「貴冑滎華」清朝宮廷のインテリア
初版 2024/11/19 00:54
改訂 2024/11/20 17:16
故宮博物院では、東京国立博物館の「特別展」のような企画展を同時にいくつも開催しています。訪問日は「貴冑滎華~清代宮廷的日常風景」と題された清朝宮廷インテリアの展示がありました。
フランス人でない東洋の私が見ても、実に品の良いインテリアで美しいと思います。
この華美に陥らない凛とした雰囲気が、18世紀のヨーロッパ人を魅了したのでしょうね。
ウェグナーの「チャイニーズチェア」の原型のような椅子が並んでいます。
シンプルながら格調高い玉座。中国ドラマ「瓔珞」でも乾隆帝が座っていたシーンがあったように記憶しています。
この緑の壁紙はその品の良さから、その後ヨーロッパの東洋趣味のホテルなどで重用されています。
展示作品の説明写真。数が多いです。
直線を基調としたシャープな印象。
でも実際はこんなに装飾過多ではなかったでしょうね。
この飾り棚にもたくさんの名品がありますが、年代も来歴も分かりません。
18世紀、清は世界のGDPの30%を占めていたそうで、インテリアはシンプルでも装飾品は極めて豪奢だったことを、この日開催されていた別の企画展で知ることになりました。
1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。
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fanta
2 days ago - 編集済み飾り棚にどれほどのお宝が⁉︎
それもさりげなく…磁器、青磁白磁から、
この美しい青色に目奪われたり。。。
景泰藍の青を浮かべてしまいます😁
https://muuseo.com/collectoiz/items/575
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グリーン参る
1 day ago清朝美術と「それにインスパイアされたヴァンクリーフの宝飾品」を並べた豪華な特別展が開催されていました。そちらも近日中にアップしたいと思いますので、お楽しみに(笑)。
7人がいいね!と言っています。