委員長はヴィーナス~「ヴィーナスの誕生」

初版 2023/11/05 18:58

改訂 2024/02/25 08:46

ウフツィ美術館といったらボッテチェリ、そして彼の代表作といえば「ヴィーナスの誕生」です。

それなりの人混みですが、あの東博の「鳥獣戯画展」に並んで修行を積んできた私には余裕です(笑)。

写真や映像では何度も見ていましたが、実物の色の美しさには惚れ惚れしました。とくに貝の周りの緑の海の色は絶品です。

無垢な乙女というより、もうすでに「自分の魅力に十分気付いている女性」に私には見えました。しかし、いやらしい雰囲気には全くなりませんね。

「美の化身」まさにその通りです。ただ井上さんの作品の虚ろな目をした委員長とは違い、本物のヴィーナスの視線は相当しっかりしています。

同じ展示室にあった「三大天使とトビアス」フランシスコ・ボッティチーニ 1480年

この大天使ミカエルはかなりのイケメンですが、レオナルドがモデルとも言われています。

ではこれからレオナルドの部屋に向かいます。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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    fanta

    2023/11/06 - 編集済み

    東博の超獣戯画展、、に反応しちゃいました😆
    もしかして…最高5時間待ち?と言われたときの、でしょうか。

    コロナ禍な戯画展に行ったことあるのですが、当時は予約制だったのでそこまでは…というタイミングでした💧

    ヴィーナスの誕生、
    とても有名なあの絵画🖼ですね♪

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      グリーン参る

      2023/11/06 - 編集済み

      fantaさん、
      おっしゃるとおりその5時間待ちの展覧会です。まず平成館の入場までに3時間近く掛かり、館内に入って「甲巻を見るのにはもう2時間ほどお待ち頂きます」との係員さんのご説明で心が折れ、鳥獣戯画の断片のみを見て(こちらは空いていた)帰ってきました。札幌から行った労力を考えるとかなり切ないものがありました。
      この後、鳥獣戯画展は九州国立博物館に巡回しましたが、たまたま九州を旅行していた家内は、台風の福岡の展覧会初日ガラガラの館内で心ゆくまで甲乙丙巻すべてを見てきたそうです(羨ましい!)。

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      fanta

      2023/11/06

      うわぁ~まさにその時の、でしたか😱
      友人も余りに並ぶ列見てあきらめた💧と言ってました。
      ホントにです💦
      遠方からせっかく来て…心折れますね。

      平成館ではないんですが、その後の「若冲展」もすんごい列でした。5時間近くいったかと…😅

      奥さま、それはラッキーと言いますか。。。グリーンさん的には苦笑いするお気持ちだったでしょうか。

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      グリーン参る

      2023/11/06

      若冲展凄かったでしょうね。2007年に京都国立博物館で開催された「狩野永徳展」も大変な混雑でしたが、フランク・ロイド・ライトの所有していた檜図屏風が来日していて、これが見られただけでも儲けものだと思っています。

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