2000年間丸まっていました~パンテオン ローマ

初版 2023/10/23 18:29

改訂 2024/04/10 15:27

順番が前後しますが、初めて見たパンテオンがあまりに素晴らしい建築だったのでアップします。

ホテルからテクテク歩いて20分少々、パンテオンにつきました。観光名所、流石に混雑しています。

入場無料とのことでしたが、現在は€5の入場料が必要となっています。建物保存にも費用が掛かることから、有料化は当然かと思います。

パンテオンのチケット。

神殿らしい入口です。

この神殿はもともと初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近アグリッパが建てたものです。焼失後、ハドリアヌス帝が再建した際、アグリッパに敬意を表し、正面に『M. AGRIPPA L. F. COS TERTIUM FECIT』(ルキウスの息子マルクス・アグリッパが、3度目のコンスルの際に建造した)との文字が刻まれています。

ドームの直径も高さも43.2メートル。

採光のための中央の穴は「オルクス(目)」と呼ばれています。

天井に直径数メートルの穴が開いているわけですが、気圧の関係で雨はほとんど落ちてこないようです。前日ローマは土砂降りだったのですが、わずかに床が濡れているのみです。

それにしても何というモダンな建物でしょうか。

逆さタッコングのよう。

ラファエロのお墓です。一人の画家が神殿に祀られのは凄いことですよね。

日没後のパンテオン。

月明かりの下、輝くパンテオン。

外壁を見るとその古さがわかります。

パンテオン前の噴水。夜も広場前はたくさんの観光客で溢れていました。

これからローマから帰国の便に乗ります。

1990年3月に行ったロンドンで、初めてエドワードグリーンのドーバーを購入しました。以来、ここの靴の虜になりました。質の良いしっとりとしたカーフ、美しい木型、無い物ねだりと分かりながら、この時代のエドワードグリーンの靴を今も追い求めてしまいます。
他に古い靴も修理して履いています。特に戦前の英国靴は素晴らしいと実感しています。

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    fanta

    2023/10/24 - 編集済み

    パンテオン、ギリシャの影響を受けた
    古代ローマなのがわかる気が。。😊

    柱は下にいくほど少し太めに…
    これって同じ太さにすると、ヒトの目の錯覚では細く見えてしまうのを避けるためとか。
    そんな効果まで意識した美は素晴らしいですねぇ♪

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      グリーン参る

      2023/10/25

      fantaさん
      コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、外見はギリシャ風の神殿ですよね。前面の柱のカーブはとても美しいと思います。しかし、この半円状のドームはどの建築物にも似ていません。現代でも通用するシンプルな美しさですね。

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