This Heat “Live 80-81”

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久しぶりに聴いてみました。This Heatのライブ音源アルバム”Live 80-81”です。私はこれと、以前に紹介したセカンド・アルバム”Deceit”以外にはアナログ (勿論、CDでは持っている)は持っていないんですが、今は、ファースト・アルバムは結構高価で取り引きされてますね。彼等のバイオグラフィーは以前に書いていますので、ここでは省略させて頂きます。このアルバムはタイトル通り、This Heatの1980年4月〜1981年6月に、カセットレコーダーで録音したライブトラックで、場所はTilburg, Nijmegen, Arthus, Apeldoorn, Vienna及びRheimsから成り、1980年12月のオランダツアーも含まれています。一応、メンバーは、Charles Bullen (G, Clarinet, Vo, Tapes), Charles Hayward (Drs, Kazoo, Melodica, Vo, Tapes), Gareth Williams (Organ, Tapes, G, B, Tapes)と言う鉄壁のトリオから成ります。曲もファース・トアルバム〜セカンド・アルバム辺りの曲で占められています。そんな完璧主義者のライブはどんなものかと思い、購入した次第です。オリジナルは2006年にリリースされていますが、購入したのは2018年の再発盤です。ライブ音源なのですが、その緊張感や曲の再現性は素晴らしく、ライブであるが故の荒々しさが余計にテンションを上げているように感じます。特に、A面の”Paper Hat”~”S.P.Q.R.”辺りやB面の”Makeshift Swahili”や”A New Kind Of Water”辺りの曲の流れはその再現性(要するに彼等は完璧主義者なのです)と相まって、聴き応え充分ですね。これがカセットレコーダーで録音されているとは思えないですね。そして、そんなスリリングな演奏を実際に体験できたら、凄いことだと想像しますね。その意味でも、このアルバムは一聴に値すると確信しました。今は、Gareth Williamsが2001年に亡くなったので、その後、ゲストメンバーも増員し、This Is Not This Heatとして活動していますが、当時(1980-1981年)のインタープレイも是非お楽しみください❗️

A5 “Rough With The Smooth”
https://youtu.be/w44XCjX_fyA

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kI-a8qiZABEIi2f0f5Ut-roxH1oCuNQg4

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